2011年4月12日火曜日

平等院へ

ここを訪問するのは約20年ぶり。関白藤原道長の息子の頼道によって約1000年前、阿弥陀如来を安置する阿弥陀堂として創建瓦に鳳凰を乗せ極楽浄土の宮殿をモデルにした鳳凰堂は左右の翼廊と尾廊で構成され、他に類をみない建物です。程よい大きさのお堂はどの方向からみても美しい。お堂前の池に綺麗に浮かぶ様はまさに夢そのものの極楽浄土です。

10円硬貨でお馴染みですが、その建物の荘厳さは目の当たりにしなければ判りません。桜は多くないが満開な赤いボケが迎えてくれました。鳳翔館は梵鐘、鳳凰1対、雲中供養菩薩像25体など平等院にまつわる様々な宝物を見事な展示で見せてくれます。創建時は極彩色に施されたが、今は退色した扉や堂内の壁画がCGで復元され、当時の華やかな様子がそのまま目に浮かびます。皆様もどうぞ、訪問くださいませ。

                                    絵に描いたように美しい池に浮かぶ鳳凰堂。実はこれはパンフ写真
                   鳳凰堂から池を見る。阿弥陀様の目線はもう少し上から