2011年4月30日土曜日

早蕨の道へ

さわらびの道は源氏物語の道としておもむき満点の古道です。こんもりとした新緑の中、源氏物語ミュージアムからゆったりと歩きましたが、散歩するにはうってつけの道。この空間が嫌いな人はいないだろう。宇治十帖で登場する源氏の孫の匂の宮がきっと歩いたに違いない。

道中には宇治上神社が。本殿の中は平安時代建築の日本最古の神社が三体鎮座し、前殿は鎌倉時代創建とか。ヒノキは切ってから200年過ぎると丁度良い強度になるそうです。従って1000年過ぎた今も健在です、とはボランティアガイドさんの弁。ちなみに桧皮ぶきの屋根は40年に一度葺き替えているそうです。
                             
                                    本殿の中に三体の神社が。目を凝らすとヒノキの香りがするような
                早蕨の道沿いにヒカルゲンジと命名された優美な椿がたった2輪