2012年8月28日火曜日

小山園へ

茶処「小山園」のカキ氷は絶品です。たった今、残暑の36度に負けてタクシーで往復を。私はカキ氷を全部食べるのは量的に難しいのですが、ここのは私でも簡単にぺロリ。日光の氷室の天然氷を使用しているそうで口の中で解けるため噛む必要がなく、頭がキンキンしないのが不思議。ただし夏季限定。京都の方はぜひ一度お試しあれ。

京都で食事が美味しいのは当たり前ですが、気がつけば甘味処が実に多い。私がウロウロしている祇園南側で、暑さの中毎順番待ちする人が多い店があります。私は並んで食べるほど食い気が発達していないので知らんぷり。年々昔ながらの老舗の和菓子屋が減少している、とは、鍵善良房のご主人の弁。祇園の細い路地裏で控えめに営む老夫婦の和菓子もこれ又絶品!

          御池通り西洞院下がるの小山園。観光地ではないため、ここは比較的に入りやすい
        抹茶金時のカキ氷。一見すると何が?どこが絶品?って感じだが、食べたら違いが判ります




2012年8月27日月曜日

錦市場へ

京の台所、錦市場へ。1度目京都住まいの時は何度も足を運んだのに今回は初めて。観光客用の店が多くなり今や京の台所ではないという人もいるが、やはり美味しそうな食べ物の店がずら~っと並んでいる。ここを歩いて手ぶらで帰ることはない。鯛の刺身と惣菜3品を購入して大満足!

夕方のためシャッターを下ろす店もあり早足で通り抜けた。錦市場は相変わらず外国人が多いが買物客は少なく珍しそうに歩いている。そういえば私も外国の市場で買物は滅多にしない。する時は決まって美味しそうな果物のみ。錦市場で何が売れるのか、俄然興味が沸いてきた。誰がご存知ですか?

             アーケードがあり各店は冷房が効いているので錦市場は絶好の買物市場
         東の端に錦天満宮が。藤原道真の旧邸に由来し1000年の歴史を持つ商売繁盛の神社とか

京大農学部へ

京都大学「食の未来戦略講座」の一環で「かつおだしの美味しさと健康機能」を受講しました。研究発表したのは京都大学・富山大学・バーモント大学・エール大学の各教授による計9講座。マウスを使いアンケートを取り、各大学でこんなに一生懸命にだしの研究をしているなんて驚きました。京料理を世界文化遺産に、の声が高い昨今です。

かつおだしは油を使用しないためカロリーが低く美味しいのはイノシンといううま味と香りのため。だしの効果は満足感・満腹感があり繰り返し飲むことにより脳を冷静沈着にし消化機能がよく働き疲労回復効果も。最近キレル人が多くなったのは日本伝来のだしを飲まなくなった人が多くなったからでは、の発表もありました。

           正面は農学部のゲート。眠気押えのために講義は前列で受講のため早めに家を出た
         農学部校舎。講座開催の前川ホールはほぼ満席で受講者は他大学の研究者と一般者

2012年8月21日火曜日

横山大観展へ

京都の友人とJR京都駅上の美術館「えき」KYOTOで横山大観展を観ました。日本庭園で有名な足立美術館所蔵の120点から41点を展示。20代の若い頃から最晩年作品まで大作揃いでした。数年前、私が東京在住の頃、島根県の足立美術館まで足を運びましたが、その際、横山作品を多数観たはずなのに記憶が曖昧です。

それは足立美術館の庭園風景がどの窓から眺めても絵に描いたように美しすぎて、展示作品の印象は二の次になったから。足立美術館は庭園美に力を入れ過ぎでは?いっそ庭園美術館に名称変更したらいかがでしょう。明治元年生まれの日本画家横山大観。私はこの画家のダイナミックな作品群を美術書で見てから大好きになりました。

             小さなクリアファイルに印刷されたモミジの絵。横山作品には珍しくカラフル
          この作品は実物を観た記憶がはっきりと。無邪気な子供の表情と巧みな筆致に大感激

2012年8月17日金曜日

五山の送り火

京都では16日は五山の送り火の日。夏の風物詩として知られていますが、8月6日以降に六道珍皇寺でお参りしてご先祖様をお迎えし、16日にお送りする。この伝統行事は400年の歴史を持つそうです。幸いにも左右の「大」と「法」の3つが我が家のベランダから見えたが最初に点火された如意ヶ嶽の「大」は松明の1本ずつがくっきりハッキリ見えました。

30数年前、大阪校勤務の時、2度見に来た記憶があります。1回目は鴨川の今出川通辺りで川面に映る逆の「大」も同時に見ながら大感激しました。2回目はギリギリの時間だったためJR東海道線の車中からハッキリと「大」の文字が。しかしながら京都駅に到着したら終了とのこと。改札口から千里丘の自宅へ帰りました。

       私の携帯ではこの程度しか撮影できず残念!我が家のベランダからは大ではなくKの文字が
            TV京都で同時中継された大文字。京大生はこの場所まで高下駄で昇るそうです

2012年8月15日水曜日

ロンドン・オリンピック終了


真夏に絶好のイベント、オリンピックが終了。昼夜ともTVに釘付けでした。サッカー・卓球・水泳を始め団体競技の活躍が目覚しい。支えてくださったスタッフや応援くださった皆さんのために。日本人は共に努力・苦労をした人に感謝し強調する心魂が素晴らしい。話は大きく飛躍しますが政治家達が互いに共に苦難に向かうチームという認識であれば良い政治が出来るのでは?大和魂で一致団結する民族だからと、観戦中に何度考えたことでしょう。

28年前、私はロス・オリンピックの最終日の競技と閉会式を会場で観戦しました。今回の閉会式に比べてかなり地味でしたが、初めてオリンピックが商業路線を採用した年でした。観客の一員としてカラーパネルを上下しライトを点滅に協力。私は派手な演出よりも、開会式は過去の近代オリンピックの開催国と名競技を紹介し、閉会式は全種目と出場全選手と受賞者を紹介するのがベストだと思いますがいかがでしょう?

          ギリシャはオリンピック終了後、その施設や実績を上手く活用できず経済は破綻
           競技場内の巨大な造作物。これらが一夜の夢で終わるのは実にモッタイナイ!

2012年8月10日金曜日

仏教大学社会人セミナーへ

京都生活も落ち着いたので仏大の講義受講を再スタートしました。私が好きな国際日本文化センターの笠谷教授の講義がまだ続いており早速受講。テーマは日本史における光と影。今回は徳川家康が鎌倉や小田原ではなく、なぜ江戸に幕府を創ったか、でした。詳細な地形分析に基づく豊富な知識と明確な発言で歴史の光とその要因がとても解りやすいのです。

喫茶コーナーで講義前後にお茶を飲むのも楽しみのひとつ。カウンター席に座ると必ず横に座った方と言葉を交わすことに。皆さんが私の京都観光の水先案内人をしてくださいます。先日は仏大の名誉教授の平先生から貴重な話をたくさん伺いました。聞けば平家一門の末裔とのこと。伏見の浄土宗のお寺の住職で、折をみて法然上人の知恩院を案内くださるそうで、この上ないほどの光栄です。

2年半前、京都生活を始めた直後、ひょんなことからこのパンフを手にしたことが受講の始まり。

2012年8月8日水曜日

国立文楽劇場(大阪)へ

7日は超多忙。AM3:00過ぎまで女子サッカーを観戦!ヨシッ勝った!!PM1:00から仏教大学のセミナーへ。テーマはニュースで読む世界の宗教(比叡山宗教者サミット)。PM6:00から京都の友人の誘いで、橋本市長の予算削減発言で話題になった大阪の国立文楽劇場へ。演目は曽根崎心中、最終公演日で満員御礼。私はこの近松の演目、実は思い出深いのです。PM11:00に自宅へ戻り男子サッカー応援!残念!ガンバレ3位決定戦!!

子供の頃、映画で観た曽根崎心中があまりに美しく、中村錦之助と有馬稲子の道行きと文楽人形の同様仕草が相まり、真っ暗闇夜に黒い着物が溶け込んで、浮かぶは白塗りの化粧の目と唇と手ぬぐいと。鳥肌が立つような瞬間美に心が大きく動いた一幕でした。市長発言の演出力・プロデュース力不足はう~ん納得!会場が大きく後部席の人は人形の仕草が見えない。背景に人形の詳細仕草や歌舞伎の同様シーンをモニター拡大する等、蜷川幸雄さんに演出依頼したら新しい感動作品になるでしょう。

         42年前、大阪モード学園開校時の住所が北区曽根崎。あの曽根崎だとワクワクドキドキ
            曽根崎警察の側にお初天神があるのを知って早速お参りに。あの頃私は若かった!

2012年8月4日土曜日

鴨川納涼へ

4・5日は鴨川河川敷納涼の日。西側に並ぶ料理屋の床下の遊歩道上にイベント会場が出現しました。四条から三条までの長い道の上に各都道府県の産物コーナーがあり、まだ明るいうちに歩いてみましたが、予想通り大変な人出です。四条大橋のタモトから遊歩道に降りましたが、あまりの人の多さにそぞろ歩きしかできない。

各店舗は名産品を呼び声と共に販売。私は大好物の沖縄県の黒砂糖300円を購入後、隣の鹿児島県で美味しそうなコロッケ150円を購入。その後、隣の宮崎県の香ばしい匂いにつられて地鶏焼き400円を購入しました。この有名な地鶏焼きを私はまだ一度も食べたことがない。だが待てよ!この調子で進むと一体何品購入することになるのやら?ふと我に帰って引き返しました。

          四条大橋から河川敷の遊歩道へ降りる途中の会場風景。左側は夕食のみ開店の床
       帰りがけに四条大橋の上からイベント会場を撮影。白いテントでは各店舗で名産品を販売中

2012年8月1日水曜日

祇園八朔へ

8月1日は祇園花街にとって特別の日。芸舞妓さんがこの日のために新調した正装の黒留袖を着て日頃お世話になっている御茶屋さんや御師匠さんに挨拶廻りを行う日です。たまたま花見小路を歩いていたら貴船へ一緒に行った舞妓の綾乃さんから挨拶されてビックリ!その後、紗月さんにもバッタリ!

坂田の女将さんの御茶屋へどうぞ!とのこと。この際だからと図々しくも訪問したら部屋に通され次々と挨拶に訪れる芸舞妓さんと写真撮影。女将の弁では祇園では年2回の「おめでとうさん」の挨拶廻りがあり、女将は約40人分の祝儀を準備し、「頑張りや!」と激励するとのこと。花見小路で馴染みの芸舞妓さんに挨拶されるなんて、私は一体何者!?

        料亭坂田で舞妓さんと一緒に。真ん中の芸奴さんは浅草の紗幸さん(オーストラリア出身)
       舞妓の綾乃さん。こんにちは、先日は貴船で・・・と挨拶さてビックリ!黒留袖姿のため大人っぽい