2013年1月29日火曜日

満月酒宴へ

26日京都の若い友人主催の「満月酒宴」がForetune Garden Kyotoで開催され着物好きな友人達と出席しました。会場は京都を代表する島津製作所旧本社。国会議事堂などを建築した近代建築家の武田五一氏の設計で1927年に完成。昭和初期のノスタルジーを漂わせる外観と内装の堂々たる建物です。

2012年レストラン・ウェディング・パーティーの空間として再デビュー。満月酒宴の料理は満月をイメージしたシェフのオリジナル料理。酒は伏見の造り酒屋山本本家の多種多彩な日本酒達。 主催者の意図=満月の日は大切な人と心豊かに過ごすこと。怒らず争わず許しあうこと。万物の営みに感謝すること。心から同感!!です。

             ネットで送信されてきたHP。参加者は月をイメージするものを身につけて
          Foretune Garden Kyoto  左側は河原町、裏側は京都市役所、右側は京都消防署


2013年1月25日金曜日

北野天満宮へ

2月25日は菅原道真の命日。ちなんで毎月25日は大きな市で大賑わいの北野天満宮を参拝しました。一の鳥居から本殿までオビタダシイ数の露店商が縦5列に並び多数の人々が押し寄せている。松本在住の旧友は、毎年初天神(1/25)に古着を求めて京都を訪問するそうで、何年ぶりかの再会をしました。

天神様といえば梅の花。2年前、初参拝した時は境内まで、ほのかな梅の香りが漂っていたが、この冬の寒さで開花が3週間遅れたとか。よくよ~く探すと白梅と紅梅が1輪ずつ咲いていたが、カメラを傾ける人が多く花一輪を見るのも大混雑。梅の見頃は2月中旬~3月上旬とのこと。やれやれ、もう一度出かけよう、と。

        学問の神様、菅原道真を祀った北野天満宮本殿。受験生らしい若者が多数参拝していた
                今まさに咲かんとする白梅。北野天満宮には数千本の梅の木が

2013年1月24日木曜日

東京家族

山田洋次監督の話題の映画「東京家族」を観に。監督50周年記念作品とのこと。私が子供時代、我が家は家族全員で月1回映画鑑賞し外食するのが行事で、この映画も家族で観た1本です。その後もTVの再放送で何度も観た記憶があります。主演の笠智衆と東山千枝子の老夫婦と東京で日常生活に追われる子供達の物語。

尾道から上京し子供達の家族としばしのぎこちない時を過ごしたが、突如妻が亡くなり、急遽田舎へ全員集合。葬儀が終わると子供達は慌しく東京へ帰るという平凡な話。夫妻とも膝腰に負担のある老人として描かれていたが、なんと老婦人は私と同じ68歳という設定。山田監督へ、現代の68歳は私同様、もう少し元気モリモリだと思うのですが・・・

       映画館のポスターを撮影したがひどいピンボケ。老婦人の年齢は何度考えても70代半ばであれば納得できる



2013年1月19日土曜日

初積雪

18日朝7時前に起床するとベランダからの眺めは雪でした。我が家の前(西向き)は祇園の瓦屋根が続き、とても綺麗です。ここに転居してから祇園の屋根に積もる雪を見たい、と期待していたが念願が叶いました。以前、お茶屋の友人が我が家へ来た時「祇園の屋根群を見たのは初めて」と大喜びでした。

10時30分から四条烏丸の佛大で講義を受講(テーマは古事記)。高尾から通学の顔見知りは御池通りで雪が消えていたとのこと。我が家は御池通りより南側ですが多分、東山山系に雪雲が当たって東山の山裾のみ五条辺りまで雪が下がって積もったのでしょう。早速お茶屋の友人に雪景色の写メを送信。しかし雪の量が少なく8時頃には消えました。

       祇園は京都市美的景観地区に指定されているが御茶屋から食事処へ変貌する店が増加中


蛸薬師へ

新京極通りの蛸薬師へ。京都は賑やかな若者向けの繁華街でもアチコチに由緒正しい寺社が存在しています。蛸薬師は名前のせいか参拝者がいつもおり、本殿にグチャッとつぶれたような姿の木彫りの大きな蛸が鎮座しています。蛸を撫でると身体の悪い箇所が治るとか。私は薬師如来を参拝した後、いつも蛸の全身をなでなで。

2年前の京都暮らしの大晦日、朝から大雪でした。確か京都新聞にて蛸薬師で大根炊きを振舞っていると知り、雪道を歩きたくもあり蛸薬師を初参拝。入口は狭いのですが奥行きが随分あり多数の善男善女が、大根と蛸を美味しく炊いた煮物をいただきました。寒い冬に熱々でとても美味しかった記憶があります。

              蛸薬師は賑やかな新京極通りに面していても決して見逃すことはない





2013年1月18日金曜日

聖願寺へ

平安中期に活躍した和泉式部を祀る寺院で新京極通り沿いにひっそりと。紫式部と並び称される才媛で枕草子を執筆。春はようよう白うなりゆく曙の・・・私は現在、西北向の部屋のため日の出を見られませんが、2年前、河原町住まいの時は東向で早朝太陽が東山山系の向こうから昇る時、この光景を何度も目撃。

和泉式部と同じ風景を見ている!と気づいたとたんに鳥肌が立ちました。東から昇る太陽光線が京都の町よりも高いという琵琶湖の湖面を照らし、結果、低い京都から見る漆黒の東山山系の稜線が白くなり、その後空に向かって光輝いて見えるのです。聖願寺の入口はかなり狭いのですが、凸のように奥行きと左右がかなり広がっておりました。
             
           和泉式部の夢に出た僧が南無阿弥陀仏と唱えれば女性でも天国へ行けると
             仏の教えを信じた和泉式部は以来、色紙に南無阿弥陀仏を書き続けたそう    





2013年1月13日日曜日

えべっさんへ

10日えびすの人出は絶好調で満員御礼。私はご近所の八坂神社内のえびす神社と京都えびす神社へ参拝しました。八坂神社は「商売繁盛で笹持ってこい!」との威勢良い掛け声が境内に鳴り響き御本社・大国主社・蛭子社の三社詣をしたところ、有難くも宝船を描いた絵の上に三社のご朱印を押印いただきました。

京都えびす神社の参拝者はすこぶる大賑わい。長い参道には多数の出店が並び人々が列を作っている。ようやく本殿で手を合わせた後、左手に回って社殿の板壁を手で叩くように誘導された。板を叩く意味は、えべっさんは耳が遠いから肩を叩くように願い事の念を押すのだそうです。現世利益の願いをストレートに伝えるのがえびす祭のようです。

               御本社でまず参拝。蛭子社・大国主社は西楼門を入った右側に鎮座
              京都えびす神社(えべっさん)の本殿。ここまでたどり着くのに長い行列が

2013カレンダー

パリで活躍する卒業生から2013年カレンダーが届きました。彼女の美しいファッションコレクション写真が多数掲載。私が、昨年4~5月にかけて20日間フランスのパリで滞在した際、大変お世話になったファッションデザイナーです。滞在中に実に多彩な職種の友人達に紹介され、こういった人脈が彼女の活力だと痛感しました。

毎年2回パリと東京とNYでコレクションを開催。2月末、表参道でコレクション(展示会)が行われます。私もこの機に東京へ行き、東京在住の友人達と再会する機会を得たいと思います。カレンダーに掲載されたコレクション写真は12枚ですが、私の好きな写真を2点ピックアップしました。

                 6月分。フォトグラファーもグラフィックデザイナーも全員友人達
                   携帯カメラがピンボケですが9月分。2頭の象の前にモデルが






2013年1月9日水曜日

関ヶ原辺り(滋賀)へ

正月5日新幹線で名古屋へ日帰りしました。私が勤務中、月に1~2回新幹線を利用しましたが米原や関ヶ原辺りはこの時期雪のため徐行し遅延が相次ぎました。遅延を予想し少し前の時間に乗車しないと会議に間に合わない。JRは1時間以上遅延すると特急料金を払い戻してくれたため帰りに何度か精算所で列を作った記憶があります。

最近、私はJRのジパングクラブ利用のため「のぞみ」は乗車せずもっぱら「ひかり」のみ。ところが6日までは年末年始期間でジパングクラブ利用不可。久し振りに「のぞみ」に乗車しましたが京都から名古屋はノンストップでたったの38分。米原辺りの雪景色をゆっくり眺める時間もなく・・・

             遠景の高い山は伊吹山。雪が少なくスキー場はオープンしているだろうか
             関ヶ原辺りの田園風景。以前は山の木々にこんもりと雪が積もり銀世界が


2013年1月4日金曜日

伊勢神宮内宮(三重)へ

正月2日のよき日、私は伊勢神宮の内宮へ。今年も家族・友人・知人がより良い1年でありますように。子供の頃、我が家の年始(松の内)は必ず伊勢神宮へ家族6人で参拝しました。境内の五十鈴川で手を清め、玉砂利を踏んで杉の大木が空を覆いつくす神苑な森を進むと拝殿が。

高校生になると子供達は中止しましたが、両親は必ず参拝していました。私は50年ぶりの松の内ですが拝殿の約150m手前で大渋滞。50年前より車やバスで参拝者が増えたせいでしょう。少し進んで立ち止まるの繰り返し。今年は20年に一度の式年遷宮(第62回)に当たり、すでに造営が始まり、完成は10月とのこと。

   多数の人が並んで順番を待つ。万一の場合の日本人の整然とした姿はこういった習慣から体得したのかも
         

天の岩屋(三重)へ

二見ヶ浦の天の岩屋へ。幼い頃に読んだ絵本の記憶の中の絵とストーリーが、急によみがえってきました。天照大御神がこの世の有様を嘆いて岩穴の奥へ閉じこもり大岩で入口をふさいでしまった。結果、この世は暗い闇夜が続いた。そこで多数の神様達が知恵を絞った。岩穴の前でお祭騒ぎをしたら天照大御神が出てくるのでは?

そこで、皆で飲めや歌えの大騒ぎをしたら、天照大御神がホンの少し岩を開けて覗いた。力持ちの神様が待ち構え一気に岩をこじ開けた。再びこの世は明るく平和になりました。なぜ天照大御神は岩穴に閉じこもったか?ドンちゃん騒ぎに興味を持って岩戸を開けるとは軽薄では?なぜなぜ・・・

       絵本の中の神様達は全員白装束で精悍なお顔でした。天照大御神は光のみで表現されていた

二見ヶ浦(三重)へ

京都新聞の日帰りバス旅行で二見ヶ浦の夫婦岩へ。子供時代の記憶では波が高くて夫婦岩へ近づくのが大変でした。今回はなんと50数年ぶりの参拝です。すっかり道が整備され穏やかな好天に恵まれたのが幸いでした。夫婦岩の間から初日の出を拝むのが私の夢でした。

現在、夫婦岩の高い岩(夫)は9m、低い岩(妻)は4m。長い年月波風によって形が少しづつ変わっているとか。50年前はもう少し頭が尖っていたような・・・しっかり結ばれた注連縄は年3回締め直しをするとか。今年、伊勢神宮は第62回目の式年遷宮の年。造営に関わる人は毎朝この海で身を清めるそうです。

          ポカポカ陽気に恵まれて幸せ気分に。今年1年、この日のように穏やかでありますよう
            夫婦岩の前の二見輿玉神社。有難くも宮司さんがご祈祷をあげてくださいました

外宮(三重)へ

正月2日、伊勢神宮の外宮(豊受大神宮)を参拝しました。今から約1500年前に丹波の国から伊勢へ転地したそうで、お米を始めとする衣食住の恵みを与えてくださる神様です。毎日朝夕2回内宮の天照大御神に食事を運んでおり、ご鎮座以来一日も絶えることなく行われているそうです。

2年前の春、松阪在住の友人の案内で私はこの外宮を初めて参拝し、折角ですから宮司様からご祈祷を受けました。巫女さんによる舞が奉納されとても新鮮で心が洗われる想いでした。伊勢神宮(内宮)は子供の頃から両親に連れられ何度も参拝しましたが、今回が2度目です。

                  緑豊かな森の中に厳かな外宮が。善男善女が多数参拝に
            外宮の本殿前の門。茅葺屋根の素朴な建造物が日本人の心を象徴している

2013年1月1日火曜日

知恩院へ

京都の皆さんから多数、大晦日は知恩院の鐘突きを見るようにとアドバイスを。知恩院の鐘は午後10時40分から突き始めるとのこと。最寄の祇園の板前割烹でお雑煮や料理をいただいた後、店主の「鐘突きが始まりました」の声で知恩院へ。腰や足の指先にホカロンを忍ばせて

肌を突き刺すような冷空の中真っ直ぐ知恩院へ。なんと鐘楼へ続く黒門は11時で閉門したと無常な言葉。時計を見れば、あーあ、3分遅れとは情けない。山門前で寺内から聞こえる鐘の音に手を合わせ、来年こそと祈願。その後、建仁寺へ到着したのは11時45分頃。鐘の音に合わせて様々な願い事をし終えたら2013年巳年の新年が。
皆様、あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

          ライトアップされた知恩院の山門。ここにも大勢の人が。2階には極楽浄土の世界が

八坂神社へ

大晦日の夕方5時頃、氏神様の八坂神社へ。この1年各寺社でいただき護っていただいたお札や御守を納めてきました。境内のアチコチはすっかり新年の装いに変化。9時から友人と祇園で夕食後(11時前)再び八坂神社へ向かいましたがすでに四条通りと東大路通りは警察の通行規制がスタート。

八坂神社は南門・西楼門・北門・東門がありますが11時で全て閉門とのこと。大勢の人々が行列を作り始めました。新年の12時になったら一斉に開門するそうですが、今夜の行列では何時になったら境内へ入れるやら。止むを得ず自宅へ戻りましたが警察の笛の音や交通整理する拡声器の声が朝3時30分まで我が家へ聞こえてきました。

               5時頃の西楼門。四条通りに面したこの門は多数の人々で賑わって
             11時5分頃の西楼門の前。警察の規制線が張られ参拝客がきれいに並んで