2013年1月18日金曜日

聖願寺へ

平安中期に活躍した和泉式部を祀る寺院で新京極通り沿いにひっそりと。紫式部と並び称される才媛で枕草子を執筆。春はようよう白うなりゆく曙の・・・私は現在、西北向の部屋のため日の出を見られませんが、2年前、河原町住まいの時は東向で早朝太陽が東山山系の向こうから昇る時、この光景を何度も目撃。

和泉式部と同じ風景を見ている!と気づいたとたんに鳥肌が立ちました。東から昇る太陽光線が京都の町よりも高いという琵琶湖の湖面を照らし、結果、低い京都から見る漆黒の東山山系の稜線が白くなり、その後空に向かって光輝いて見えるのです。聖願寺の入口はかなり狭いのですが、凸のように奥行きと左右がかなり広がっておりました。
             
           和泉式部の夢に出た僧が南無阿弥陀仏と唱えれば女性でも天国へ行けると
             仏の教えを信じた和泉式部は以来、色紙に南無阿弥陀仏を書き続けたそう