2012年7月29日日曜日

金魚鉢です!

可愛らしい金魚鉢は東京の友人から届いた暑中見舞いです。京都の夏の蒸し暑さにめげていましたが涼しげに泳ぐ金魚の姿に思わずニッコリ!しかしながら遠めに見るとかき氷のようにも見えて美味しそう。あーぁ濃厚なお茶と練乳たっぷりの小山園のかき氷が食べたいなー

     金魚鉢を考案したクラフトデザイナーに乾杯!想像が実現した時はガッツポーズを決めたでしょう

大出雲展へ

西宮在の友人のお誘いで国立京都博物館で始まる大出雲展の内覧会へ。体感気温40度はありそうな酷暑でしたが京都の文化人が多数集まり大盛況。出雲は日本人の心の故郷です。古事記が編纂されて1300年の今、巨大神殿跡や銅鐸など次々と古代の真実の姿の発掘が。数々の神話や民話は日本文化の源として、すべからず幼児教育の一環として指導して欲しいと思います。

          国立京都博物館の建築美にはいつもうっとり!青空に堂々と構える姿に大感激!!
   近年発見された巨大神殿の柱の太さ神々しさに涙が出そう・・・直系2mはありそうな檜の古木は岩のよう

2012年7月27日金曜日

石塀小路へ

京都の奥座敷と言われる石塀小路へ。やや暗くて狭い入口を通ると町屋の基礎部分が石垣となり石塀が縦横な異次元世界が広がります。この歴史と情緒溢れた小路のイタリアンで奥様達とランチをいただきました。「お帰りなさい」の言葉に感謝!!2年前の京都遊学時、着物をこよなく愛する正統派奥様達の中にあっという間に混ぜていただいた異質な私。皆様、何卒、今後ともによろしくお願いいたします。

            注意して歩かないと見過ごしてしまう細い路地。今回初めて迷わずにこの入口を発見
          大きなお屋敷の入口のよう。この奥に落ち着いた料亭や料理屋が何軒も軒を並べている

2012年7月25日水曜日

続々々・祇園祭へ

24日深夜近く三基の御神輿がお旅所から八坂神社の舞殿へ戻った。約2000人の白装束の男衆が約5時間かけて町内をお祓いして練り歩きました。各御神輿には先導役の長い行列が続きエンヤサの掛け声で勇壮そのもの。御神輿は時に細い路地や店舗の中まで入るとのこと。深夜八坂神社境内は真っ暗にされ三基の御神輿から御神体が本殿に移されるそうです。

      夜10時頃北側のベランダからエイサの声が聞こえる。鍵と携帯を持って八坂神社の群集の中に
   重さ2トンの御神輿は日本一の重量。毎年担ぐ男衆の肩には力瘤が大きくなりカッターの襟が締まらないとか

2012年7月23日月曜日

鴨川へ

3日前、京都はほぼ一日中雨が降り、この時期には珍しい涼しさでした。雨は途中で土砂ぶりになり私の晴雨兼用傘は用を成さず濡れ鼠になって高瀬川沿いの最寄の喫茶店へ。鴨川は平安時代から現代までその流れの幅や位置を変化し、時に氾濫したようです。護岸工事で綺麗に整備された現代の鴨川は京都の町の東側を流れる美しい川です。

      16日東京の友人と鴨川沿いの料亭でランチを食べていたら、濁流の真ん中を掛け布団が流れて
          22日の鴨川は水量も普通に戻り清流が。右側は料亭の床が並んで夏の風物詩に

花見小路へ

我が家と花見小路は徒歩1分。四条通はあまりに人が多いため祇園の御茶屋街の細い通りを東西南北と探索しながらほぼ毎日のように花見小路を歩きながら通過することに。四条通りからの入口は一力茶屋。突き当たりは建仁寺。両側に2階建ての町屋造りの料亭や食事処が並び、江戸時代の風景がそのまま大切に保存されています。

        夕食は年金生活者には高いしボリュームも多そうなので、ランチを順番に食べ歩こうかな    
        右角の2階は料亭坂田。1階は牛若丸という喫茶店。いずれも貴船へ案内くださった女将のお店

2012年7月22日日曜日

八坂神社へ

引っ越して11日目の本日、氏神様の八坂神社で京都生活の安寧と家族の無事を願ってご祈祷していただきました。祝詞を唱えてくださった神職さんは、今、祇園祭の最中です。特に厄災除去・身体健康の願旨で神様はその御力を最も高めている丁度良い時にお参りされました。きっと貴方の願いを御守護くださいます。とのこと。こんなに心強い言葉がいただけるとは・・・

       八坂神社は日本三大祭のひとつ祇園祭の真っ最中。本日は正門(南門)から八坂神社へ一歩を
         本殿の中は神聖で荘厳な空間。ひたすら祝詞に心を集中し祈願させていただきました

貴船神社へ

貴船川の川床で皆さんと一緒にランチし十分に涼しくなった後、やや上流の貴船神社へお参りに。この神社の起源は平安京より古く鬱蒼とした森に囲まれています。いつ訪問しても私は何かを感じます。同行の花見小路の料亭坂田の女将にいったら、その通り!とのこと。水に浸して文字が浮かぶ水占いで、凶とでました。私の京都転入は用心せよ。という忠告でしょう。慎重に・・・落ち着いて・・・冷静に!!

   階段の先に貴船神社が。本殿横には何本も七夕が飾られ、多くの人々の願いが書かれていた

2012年7月18日水曜日

貴船の川床へ

真夏の涼を求めて貴船の川床料理旅館「栃喜久」でランチを。東京在の友人のお誘いに便乗したのですが、なんと祇園の芸奴・紗月さんと舞妓・綾乃さん、そして浅草の芸奴・紗幸さんが一緒でした。貴船川の清流は夏でもすごく冷たく、豊かな清流は鴨川へ注いでいます。色濃い緑の木々から木漏れ日が・・・気温37度の京都市内からしばしの涼空間へ。貴船の食事は日常の慌しさを忘れる緩やかな時間でした。

       高さ約1.5mの小さな滝のこちらに川床が続く。梅雨空け直後のせいか水の勢いは豊富で涼やか
        左は浅草の芸奴・紗幸さん(オーストラリア出身)。右は祇園の芸奴・紗月さん(町田出身)

続々・祇園祭へ

我が家のベランダからエッサエッサの掛け声が聞こえる。見れば、八坂神社の舞殿に祀られていた重さ2トン以上もある三基の御神輿が西門の石段下に集結。華やかな山鉾巡行が行われた17日の夕方のことですが、四条寺町の御旅所まで三基の御神輿が飾り金具を鳴らしながら町中のアチコチを勇壮に練り歩く巡行は、疫病から人々を護る神事です。

    八坂神社は私の氏神様。引っ越して3日目、今後の京都生活の安寧を祈願しに。舞殿に三基の御神輿が
     三基の御神輿は正門(南門)から出て西門の石段下に集結。屈強な担ぎ手によって深夜近くまで練り歩く

2012年7月17日火曜日

法然院へ

東京から友人が来たので引越しを中断して、銀閣寺を拝観後、哲学の道の疎水を下って、涼を求めて私の大好きな法然院へ案内しました。この寺は浄土宗の開祖法然が比叡山で修行後、民衆のための仏教をと、東山の山裾に庵を開き、南無阿弥陀仏と唱えれば誰でも極楽浄土へ行けると説いた処です。訪問時、いつものように住職の法話が始まったばかりで約1時間受講しました。おかげ様で身も心も安らぎ落ち着くことができました。

            哲学の道から左折して坂道を上って左へ曲がると茅葺屋根の小さな山門(南側)が
     山門をくぐって振り返るとコケと雑草の青緑に覆われた茅葺屋根がこの世のものとは思えない美しさ

続・祇園祭へ

京都は梅雨明けしたようです。祇園祭から京都の夏が始まりますが、三方が山に囲まれた京都ではすごく蒸し暑い!2年前、祇園祭・山鉾巡行の際、約3時間長刀鉾の追っかけをし帰宅したら汗もだらけに。山鉾巡行は四条通りを八坂神社へ向かって東へ行き、四条河原町で北上、御池通りで西へ、さらに新町通りを南下します。今年は最も道幅が狭い新町通りで山鉾巡行を見たかったけど、すでに汗もの気配が。かゆみに襲われるのは怖いから見物は来年に・・・

            長刀鉾の展示スペース見学のために求めた団扇。なんて美しい図柄だろう

祇園祭へ

7月14日は祇園祭の宵々々山、15日は宵々山、16日は宵山です。私は3日間京都の町へ出掛けましたが、今年の祇園祭は三連休と重なったため大変な人の数でした。我が家は八坂神社の斜め前で時々コンチキチンのお囃子が聞こえます。17日はクライマックスの山鉾巡行が9時から始まりました。祇園祭は平安時代に流行った疫病防止祈願のため始まったお祭とか。私は転居して6日目ですが、氏神様の八坂神社をはじめ、京都中の神社やお寺に私の京都生活が無事なよう祈願したく思います。

             烏丸通りより東側に展示の長刀鉾。巡行時、先頭を行く最も有名な山鉾
         室町通りの菊水鉾。巡行時は提灯が外され煌びやかな金襴緞子の織物が鮮やかに

2012年7月14日土曜日

引越しました!

12日、京都へ転入しました。高齢になって引越しなどするものではないことを痛感。膝痛・腰痛が・・・東京宅の整理を始めたのは2週間前。転入まで慣れない力仕事でクタクタ。頼もしくも優しい働き者の妹の協力のおかげで京都宅が一日で片付き、本日は終日ゴロゴロと。明日は氏神様の八坂神社(祇園祭の最中)で京都生活の安寧を祈願したく思います。東京でお世話になった皆様、ありがとうございました。これから京都でお世話になる皆様、よろしくお願いいたします。

        ベランダ西側、曇り空の夕景。祇園の町屋の家並みの向こうに烏丸周辺のビル群が
          北側から東山の山並みが。八坂神社から祇園祭の囃子(笛や太鼓)が聞こえる

2012年7月7日土曜日

ご近所界隈へ

我が家は八坂神社の斜め前。従って周辺は祇園や東山観光の中心地です。私の移転目的は大好きな観光ですから、あら嬉しい!本日は小雨模様で観光客の少ない祇園と東山でしたが苔むした石段・路地で見つけた植木鉢・赤い提灯がゆらゆらと。観光客で賑わうのは3・4月と10・11月の4ヶ月。その他はしっとりした静けさが。
  
           花見小路の奥は祇園の歌舞練場。4月1日から1ヶ月、都をどりが開催される場所
      馴染みの高瀬川沿いの喫茶店。今日は水量が多く流れが速い。店主がエツケした鴨がいないなぁ

京都宅完成確認へ

中古物件のリフォーム工事完成確認のため日帰りで小雨模様の京都へ。我が家は東山区祇園町南側で観光地のど真ん中です。この辺りがご近所かと思うとワクワクします。八坂神社南側の石部小路突き当たりの紅蝙蝠で友人とランチした後、完成したはずの我が家へ。??まだ家具が未搬入のためイメージが沸かない。この空間が我が家として馴染みを感じるのはそれなりの時間が必要だろう。

その昔、1200年前創建の清水寺の五重の搭だった八坂の搭。東山中腹の目印的存在
     花見小路の御茶屋料亭街。小雨の中、観光客がチラホラと。各店舗のランチの味比べが楽しみ

浅草浮世絵ナイトへ

大好きな浮世絵講座受講のため浅草へ行きました。この講座、私は一体何回受講したことか・・・楽しい東京生活の思い出です。浮世絵から見える江戸時代の人々の町の時代の息遣いが、今まさに私に降りかかるかも、といった感動的な話が次から次へと。メトロに乗って浅草へ降り立つと、「ここは今も江戸の町!」とワクワクドキドキしました。皆様もぜひ浅草へどうぞ!

      仲見世の夕景。浅草寺の扉は午後5時閉門。従って界隈の店は午後7時にシャッターが下りる
        私が浅草寺へ到着したのは午後6時30分。両翼を広げた浅草寺本殿は瓦屋根が美しい

2012年7月4日水曜日

花です!果器です!

昨夜、東京在住中に出逢った多くの友人達の中で、昨年秋、京都の鞍馬の火祭に参加した皆様と食事会をしました。医師・建築家・東京証券取引所などなど、新しく出逢った若い友人達。鞍馬寺では予想外の大雨と雷に遭遇・松明の火の粉を共に浴びた人達です。昨夜の話題はファッションと美容と京都観光と・・・皆様、いつでも何回でも京都へ遊びに来てください。我が家はお泊りできませんが。

              素敵な果物ケースをありがとう!神棚から、BALSのアップルを借用して
           24年間お世話になった東京の我が家生活も残り6日、ヒマワリの花でパッと明るく