2014年11月30日日曜日

グランフロント(大阪)へ

大阪泉佐野市タオル活性化のために、大阪モード学園の学生と卒業生が協力したファッションショーがグランフロントで開催されました。怪我以来、大阪まで行くのは初めて。グランフロントはJR大阪駅から北へまっすぐに開発された巨大商業高層ビル。堂々とした建物でビックリ!

日本経済は低迷中というが次々と開発や発展が続き、これで不景気?と疑問が頭をよぎった。1階のイベントスペースで、学生先品5点と現役の第一線で活躍中の卒業生作品3点が順次紹介され、その実力の差は歴然でした。卒業生作品はさすが!!三人三様で個性的。頼もしい限りです。

     卒業生の遊び着感覚パーカーファッションと構築的なロングコートはパリから出品                

南禅寺へ

永観堂へ行った翌日通院の帰りに南禅寺へ。有名な紅葉をこの目で確認したくて。創建は1291年。室町時代は隆盛を極めたそうで勅使門、山門、法堂、方丈が一直線に並び、多くの塔頭を有し広大な敷地を保っています。山門周辺から庭園には紅葉が広がり多くの人々が散策を。

明治期、琵琶湖疎水を境内の南側に通した。苔むしたレンガ造りのアーチ型の様相はドラマなどであまりに有名。本日腰のレントゲンを撮ったが後日MRIを撮ることに。膝の怪我回復は順調ですが3000歩程度歩くと腰が痛くなり、体全体がどーんと重くなって足が止まるのはなぜだろう。

         大泥棒の石川五右衛門が、絶景かな!絶景かな!と京都の町を2階から眺めた山門                                      

                                                                             

2014年11月28日金曜日

永観堂へ

歩くのもリハビリです。の言葉に後押しされ思い切って通院の帰りに永観堂へ。大混雑を予想しましたがタクシーは門前まで進入可でした。秋の永観堂は何度参拝しても紅葉が美しく絶景が広がっています。平安時代から京都では美しい紅葉を愛でたうたが数多く詠まれています。

創建は1082年の平安中期。ご本尊のみかえり阿弥陀如来様は首を真横に向けて微笑んでいます。遅れて来る者を待つ姿とのこと。仏教の教えは穏やかで優しいのひと言につきます。この稀な造園美の景観を造った都びとの高度な精神文化は千年後の現在も参拝者を魅了し続けます。

                  今が見頃の紅葉たち。あちこちから感嘆の声が聞こえ観入って立ち止る                        

                                                                           

鞍馬口医療センターへ

もう何回通院したことやら!!週に2~3回ですがリハビリ科の指担当の橋本さん、膝担当の福島さんは優しい方達で実に熱心なご指導をいただきました。怪我から4ヶ月。衰えた筋力はかなり回復したが痛みが一向に取れません。買物程度歩くと太ももや腰、背中まで痛くなるのです。

膝のMRIを最撮した結果、靭帯損傷は治ったとのこと。なのになぜ痛いのか?少し歩くと体の上部へ痛みが広がってくるのは膝をかばって歩いたせいだろう。次は腰のMRIを、とは医師の弁。何でもチャレンジするから早く完治したい。痛みのない体に戻りたい。ルンルンの70代を送りたい。

                    病院の前に出ると真っ青な空が。街路樹の銀杏が鮮やかで風に揺れて                              

2014年11月18日火曜日

源光庵へ

京都では珍しい曹洞宗のお寺源光庵(釈迦牟尼仏様)へ。往きの通院タクシー運転手から「そうだ  京都行こう」でJRが源光庵のキャンペーンをやっていると聞いて大慌て。四角い惑いの窓は大宇宙を、丸い悟りの窓は禅と円通の心を表しているとか。狭い境内と本堂には人々が押し寄せて。

創建は室町時代の1346年。本堂内の血天井は、1600年徳川家康の忠臣鳥居元忠が石田三成の軍勢と交戦したが380余名が自刃して果てた時の血跡が残った床板を天井に使用したとのこと。曹洞宗のお寺は、京都でも質素で親しみを感じるがこの観光客の多さにはただびっくり仰天!!!

                  紅葉にはまだ早いそう。少し始まった素敵な庭園は撮影禁止で出口でパチリッ                              
                                                                             

2014年11月9日日曜日

平成知新館へ

建築家谷内吉生氏による平成知新館は国立博物館の庭苑に10月完成。本館は煉瓦造りの重厚な明治時代の建物。対する平成知新館は直線的で現代的。国立博物館が所蔵中の国宝級文化遺産の常設展示場として誕生。陶器・絵画・絵巻物・漆器・刀・仏像・衣服などを展示してました。

平成知新館のグランドロビーで開催のピアノとヴァイオリンの夜間コンサートを聴きに。古いピアノは150年前にアメリカで製造された、音は低く音階が少ない。バッハ・モーツアルト・シューベルトなど時代を遡って演奏された。細いホールはウィーンのシェーンブルグ宮殿の演奏会場を思い出した。

                  ヴァイオリニストがお粗末。楽器に初めて触れた子供のような引っ掻いた音が                          
 

二条城へ

世界遺産登録20周年企画で開催中の金魚アクアリュームへ。11月3日は3連休のど真ん中で人人ひとの波。入場までに90分並び大小の金魚鉢の中で美しく泳ぐ金魚の乱舞に酔い知れる。今夜は若者達が多いなーどこも中高年ばかりなのに。約2mの巨大金魚鉢に見とれていっ時の夢の中。

二条城は京都市が管理しているが改修工事に膨大な費用が必要とのこと。そこでいろんなイベントが行われる。百万円寄贈し1日城主体験。結婚式会場貸し出しOK。能やオペラのイベント開催などなど。金魚アクアリュームは大成功。紅葉前の閑散期にこんなに多数の集客とはね。
                                                                           

2014年11月7日金曜日

光雲寺へ

吉川よしひろさんのチェロコンサートを聴きに光雲寺(臨済宗/釈迦如来様)へ。今回は加藤真一さんのコントラバスとの競演です。最初は吉川さんがクラシックやCM曲やお馴染みの黄昏のビギンなどなど。立った姿勢で奏でる吉川さんのチェロテクニックは本日も冴え渡っていました。

次はとても珍しい加藤さんのコントラバス独奏。ジャズが主体で重厚な音楽が本堂内に響き御本尊様や観音菩薩様達のお顔を拝見しながら心に沁みました。最後の2人の弦楽二重奏はほぼ即興とのことでしたが、弦楽器は好きだなーと大感激!!たっぷり2時間15分の幸せな時間でした。

                非公開の光雲寺は徳川家康の孫娘で御水尾天皇に嫁いだ東福門院様の菩提寺                                                        
                                                                             

2014年11月1日土曜日

枳殻邸園林堂へ

枳殻邸は西本願寺の住職退任後に過ごす場所。河原町通に面した広大な敷地に素晴らしい庭園を持つ邸宅?です。通常は庭を一般公開している。1〜3日まで園林堂の襖に描かれた初公開の棟方志功の水彩画44面を観に行きました。雨のため往きはタクシー帰りはバスを利用しました。

大玄関を上がると障子の狭いガラス越しに素晴らしい庭園風景を見ながら順番待ち。園林堂は狭いため一度に8人ずつしか入れない。棟方志功はたった2日で44面の襖絵を描いたそうですが、うーん、私には駄作としか思えない。いつか青森で観た棟方志功美術館の作品達とは大違いです。

                 河原町通の雨のバス停で枳殻邸の高い塀をパチリ。入口は東側で分かりにくい