2012年5月21日月曜日

岡崎公園(京都)へ

約1ヶ月ぶりの京都訪問。百人力の友人2人と京都宅の改装打合せに。曇り空でしたが京都は大勢の観光客で溢れていました。ランチは花見小路の料亭で懐石料理を。ディナーは高瀬川沿いのフレンチへ。いずれも安価で美味しい店。日本の食事は美味しくて幸せです。京都宅の最寄の八坂神社へ。近々、又もや氏子となってご近所へ引っ越しますのでよろしく!とお参り。今後、私の歩道になる岡崎公園から祇園白川をぶらりぶらり。
 
 岡崎公園内の坂本龍馬と中岡慎太郎像。暗殺現場はここから約15分の近江屋(現コンビニ)
 
                                            
     インクラインの清流が流れる祇園白川。柳も桜も梅も新緑がみなぎって格好の散歩道

パリへ―13

パリの人達はフランス大統領選に皆さん多大な関心があり、集まればサルコジ氏かオランド氏かと議論が始まる。友人達の多くはサルコジ派が多いようで、彼は品性に欠けるけどよく頑張った!などなど。ハンガリー移民で高校1年生くらいのフランス語レベルで時々過去形を間違える。一人で3人分の仕事をしているとも。直前のテレビ討論会も投票日も友人達はTVに釘付け。オランド氏の当選が決まると、これから多々変わるなーと心配顔でした。投票結果が即政治に反映されるフランスの選挙制度が羨ましい。

  オランド派の大群集が終結し勝利宣言をしたバスティーユ広場。我がホテルから徒歩10分

2012年5月18日金曜日

パリへ―12

美術館巡りが大好きな友人とバカラ美術館・装飾芸術美術館・ポンピドーセンター・ケブランリー美術館・ルイヴィトン美術館巡りをしました。彼女の探究心は逞しく日本で徹底的に下調べをしてきた様子。併設のレストランで試食する徹底さ。端から端まで歩き回り、下調べで見かけたカットをトコトン探し回る執着さ。高齢の私の足は棒になりパンパンになりクタクタなんですが・・・

        バカラ美術館内の華麗なトイレの装飾空間。いくらバカラでもやり過ぎでは?
         ケブランリー美術館はジャン・ヌーベルの設計。第三国世界の民族博物を展示中

パリへ―11

メトロのシャイヨー宮を出ると息をのむような光景に出会う。私はこの場所が大好きです。宮殿の向こうにセーヌ川が流れ、その向こうにエッフェル塔がそびえ、その先は緑の芝生が長く続く。シャイヨー宮には大砲型の噴水が立ち並び、夏季シーズンは噴水がエッフェル塔に向かって吹き上げる。約25年前のバブルの頃、プレスの資格を得て地下宮殿で行われたオートクチュール・コレクションを目の当たりにしたのは夢のような世界でしたね。

シャイヨー宮。この地下宮殿でニナリッチ・ディオール・バレンシアガのコレクション鑑賞を
         
モンマルトルの丘に続き2番目に好きな場所。パリの街の壮大な都市景観に脱帽!
               






















2012年5月16日水曜日

パリへ―10

ロワール川周辺の古城巡りをしました。今まで何回もパリを訪問しましたが、古城巡りは初めての体験。パリの南西に流れるロワール川周辺は菜の花と大麦畑の平坦地が続き、のどかな田園風景の中にたくさんの城があるようです。ライン川辺の古城のように断崖絶壁に建っているのかと想
フランスは自給率100%がご自慢の農業大国。確かに街角の果物屋や朝市の野菜は品数が豊富で美味しそう。しかしロワール川周辺の郊外を延々と走っても菜の花畑と大麦畑と休耕田と少々の森が延々と続く。日本のようなビニールハウスや果物畑を一切見かけない。豊富な野菜や果物は一体どこで作っているのやら。広い国土だから南へ車で走ったら、異なる光景に出会うことでしょう。 

 レオナルド・ダヴィンチが最後の3年間を過ごした城でアトリエまで秘密の通路があるとのこと
 シュノンソー城。城主は全て女性で6人とか。あまりの優美さにフランス革命時の破壊から免れた      
              
シャンポール城。中央に螺旋階段があり四隅に居室が。ダヴィンチが設計に関わったとされている

パリへ―9

40年ぶりにヴェルサイユ宮殿へ。半日バス旅行を利用しましたが、40年前に比べて驚くほどの観光客の数。まだパリは本格的な観光シーズン前の肌寒い春なのに有名な場所には多くの客が溢れている。マリー・アントワネットの寝室や鏡の大広間など往時に思いを馳せましたが、今回は安っぽい芝居小屋のような雰囲気で、初見学時の感動はどこへやら。早々に退散しました。

        庭には綺麗な花達が満開に咲いていた。オランダから花を運んで植えているそうです

パリへ―8

アンヴァリッドは金色の円形の屋根が目立ちパリの中心地からよく見える。ルイ14世が傷病兵のために建てた館だったそうですが、現在はナポレオン・ポナパルトの棺が安置されています。セーヌ川にかかる美しいアレクサンドル3世橋からアンバリッドまで芝生の綺麗な公園が続き壮大で格好な散歩道であり、市民の憩いの場。

   これは寺院の裏側。メトロを利用して近道を利用したら裏側に出てしまった
近代戦争の代表兵器の大砲が庭園のアチコチで所狭しと展示されている

パリへ―7

グランパレで開催されていたヘルムート・ニュートン展へ。入場制限があるほど長蛇の列のため、1回目は諦めて別の日に訪問。各国ヴォーグ・エル・マリクレール他で活躍していたニュートンの作品展のため、大きな期待を持ちましたが、今回の解雇展は後年になって時代に挑戦的で敗退的なヌード作品を撮るようになってからの作品が多く、ややがっかり。ヌード作品が展示の1/3もあり。

            女性の体が美しいと思うのは男性の幻想にしかすぎないのでは

パリへ―6

シテ島のノートルダム寺院へ。ご多分に漏れず寺院の前庭も幾重にも人々が並んで静かに入場を待っている。最近は東欧やアジア各地から多数の拝観者が訪れているそうですが、たった10分並んだら寺院の中へ入ることができました。中国人観光客は横入りをしたり団子になったり、注意を受けたら睨み返したり。寺院内で声高にお喋りしたり。あーぁ!

    セーヌ川の左岸側の橋の上から眺めたノートルダム寺院。中はミサの最中で静かな祈りが
         寺院正面の真裏に当たる場所のステンドグラス。その輝きが人々の心を洗う

パリへ―5

バス旅行でベルギーのブルージュへ1日観光旅行に。菜の花畑と大麦畑を横目に見ながら、パリの北東へ。それはそれは運河の美しい中世の街でした。訪問した時は晴天で運河も人が少なく落ち着いていましたが、昼食をとっていたら、あれよあれよの多数の観光客達。歴史的に長い戦火に明け暮れ、複数の国に属した歴史がある苦難の街。現在の落ち着きを得るまでに多様な歳月が必要だったようです。

         街の中は運河が張り巡り美しい景観が人々の共感を呼ぶ。観光船が行き交う
          戦争中、残った婦人達が集まって奉仕した修道院。現在ももちろん修道院

パリへ―4

ルーブル美術館はひとりで行きましたが、私の目撃した過去最大の入場者で満員御礼状態。モナリザの前は人だかりでじっくり見られない。40年前は広い室内に他の絵と同様にポツンと展示され、普通の目線でじっくり鑑賞できました。2回目以降はガラスの防御の中。6~7回目の今回は人だかりでチラ見したのみ。

     パレ・ロワイヤル。宮殿の中庭はオブジェが立ち並ぶアート空間。いつまで見ても飽きない
ルイ・ヴィトンは入場制限する人込み。最近は中国人が店内を闊歩。6階美術館前の天井はアート                                                                                 



ポンピドーセンターの異様な外観。周辺の建物とは全く会わない騒々しいデザイン

2012年5月15日火曜日

パリへ―3

長期滞在だったため、1日又は半日バス旅行でパリ郊外のアチコチへ出かけました。最初は印象派の巨匠モネの家・ジベル二ーへ。モネは生涯このジベルニーの自宅で創作活動を続けたそうです。邸宅の壁面には膨大な量の浮世絵が展示されていました。モネが影響を受けたのは浮世絵に描かれた日本庭園とか。見学直後、チュルリー公園内のオランジェリー美術館でスイレンの大作を鑑賞。

            2階建ての邸宅がモネの家。広大な庭園の花は自らの手で植えたそう
           オランジェリー美術館の絵のまんまの睡蓮の池。中央やや右に丸い橋が

パリへ―2

初体験のeチケットで、高齢のため大韓航空のビジネスを利用してパリへ。スチュワーデスは全員日本語を話し、乗り継ぎも快適でした。私は時差ぼけ体質ではないため、翌日から早速パリの街へ散策に。パリのメトロの乗車方法は20代の時に覚えたので慣れたもの。最寄り駅5号線のoberkampfからbastileで1号線に乗換えてシャンゼリー通り・チュイルリー公園・ルーヴル美術館・サントノーレ・オペラ座へ。

  サン・ラザール駅周辺を歩いていたら大雨が。飛び込んだギャラリー・ラファイエットは超満員
         京都の友人が出展したジャパンフェアを訪ねてブーローニュの森のイベント会場へ
              
         荘厳なマドレーヌ寺院。今回初めて内部を拝観。ミサの真っ最中でした
             
         リッツカールトンホテルや著名ブランドのショップが並ぶバンドーム広場へ

パリへ―1

4月末~5月中旬まで約20日間、パリ11区に滞在しました。夏秋冬のパリは何度も訪問しましたが、春は初体験。ワクワクでしたが毎日にわか雨が降り、予想よりも寒くて冷たくてややびっくり。ご親切な卒業生宅のお隣のホテルに滞在し、思いっきりお世話になりました。卒業生は実に多くの友人達に囲まれて仕事にプライベートに充実した日々の様子。eチケットも初挑戦。過去訪問した思い出の場所や初めて訪れる街まで、元気に毎日出歩いて思う存分満喫しました。

      モンマルトルの丘の上、サクレクール寺院。私がパリへ行くと最初に必ず訪問する場所
          モンマルトルの丘から臨むパリの町並み。あーッ!パリへ来たぁと大満足する眺め