2013年2月20日水曜日

JRキャンペーンポスター

そうだ京都行こうの心がはずむ京都の桜。想いを込めた古都の桜達が毎年多くの観光客を迎えたが、今年はどのお寺の桜を紹介しているか、実は京都住まいの者には分らない。TVCMで流してくれないから。新幹線を利用するたびに、あーこの寺か!と知る次第。今年の桜はJR花園駅から徒歩8分の妙心寺退蔵院と桜。

妙心寺は西日本最大の禅寺で多くの搭頭を有しているが退蔵院は常時開かれ枝垂桜が美しいそうです。実は私、妙心寺の桜をまだ見ていないので語る術がない。京都は早咲きから遅咲きまで桜の種類が実に豊富で約1ヶ月に渡って楽しめます。御室桜・黄桜・首からポトリと落ちる桜・・・春よ来い!早く来い!

新幹線品川駅のポスターを撮影。新幹線駅のアチコチで妙心寺の枝垂桜が咲いていた

カフェ・ジェルボー東京へ

表参道のハンガリー料理とお菓子の店、カフェ・ジェルボーで友人とランチを。国外一号店でお菓子が有名とのこと。ハンガリー大使館を取材した友人と一緒でしたが、新装開店した明治屋の2階。ベランダには雪がサンサンと降りはじめ、ランチの野菜たっぷり温かグヤーシュスープが美味しかった!

中央ヨーロッパのハンガリーを訪問したのは6~7年前のこと。ドナウ川を挟んだ中世の面影そのままのブタ(城側)とペスト(市街地側)の町。ハンガリー本店のジェルボーはハプスブルグ家の王妃で絶世の美人のエリザベートゆかりの店とのこと。ケーキは味オンチの私の採点で2つ星かな?お薦めは1000円のランチです。

               カフェ・ジェルボーのHPから拝借。明るい店内は入りやすく予約可
            HPから拝借。雪がボタボタと降っていたベランダ。室内から眺める風景は美しい

ホテル日航東京へ

ゆりかもめに乗るたびに毎回めまぐるしく変わる風景にドキドキ。日本の土木建築の粋を結集した未来空間を飛んでいるような感覚に。東京湾の海の中にプカプカと建物が浮かび私はゆりかもめになった気分に浸ります。JALカードで買物し貯まったマイレージのクーポン券でホテル日航東京へ。

予約時、いつも通り一番安価な部屋を依頼したら、海側の反対側です、とのこと。シングルはなくツインでしたが窓の右端にナンとレインボーブリッジが見えました。冬のホテルは加湿器と毛布追加1枚を依頼するのが私の常套手段。慣れない部屋でうっかり風邪を引かないための予防策です。

             JALカード付きクレジットのおかげで私は全国どこでもホテル日航に宿泊 
           約10年前クリスマス時に妹と海側に宿泊した時の夜景は今も脳裏にしっかり焼付いて

東京へ

18~19日東京へ。この間に、幸いにも多数の友人知人や親族と食事したりお茶したり、楽しい時間でした。3ヶ月ぶりの東京は雨雪曇そして強風のとても寒い冬でした。夕食は甥一家と築地の「すしざんまい」へ。ここは2度目ですが、ご飯のわりにネタが大きくて食べ甲斐がありました。

私が2日間で訪問した東京は恵比寿・広尾・築地・台場・表参道です。18日はどんよりと曇った鉛色の空。そして時おり冷たい強風が吹きました。もしかしたら京都よりも東京のほうが寒いかも。19日のランチは表参道でしたが、約1時間、雪がボタボタと。近年の京都はチラチラ雪しか降らないのに・・・

                   米原辺りの積雪を期待しましたが、なぜか?雪がない
          岐阜羽島駅周辺で雪景色が。勤務中何度も新幹線を利用したが、この現象は珍しい

2013年2月13日水曜日

阪急うめだ本店(大阪)へ

昨年、改装オープンした阪急うめだ本店へ。顧客数が増えて大賑わいとのこと。私は知人の切り絵画家の作品展鑑賞のため地下1階~9階ギャラリーへ直行しました。久保修切り絵の世界展「紙のジャポニズム」。開催は本日~18日まで。日本の心が息づく和紙を自分色に染めナイフで切り抜き迫力ある絵に。

移り行く日本各地の四季折々の風物詩や生命感溢れた瑞々しい旬の食材、そして関西を初め自らが旅した国内外の風景など、誰もがどこかで一度は目にした美 しくも懐かしい作品が150点も勢揃い。 今日と明日はご本人の解説があり、元勤務先の3人を誘ってギャラリーへ。女4人でランチを食べ、しばし歓談に花が。

                 ポストカードの出初式。江戸の文化が現代に引き継がれ
             領収書やレシート入れのファイル。和傘は何度もチャレンジした苦心作とか


2013年2月10日日曜日

国立京都国際会館へ

京都大学臨床研究中核病院構想シンポジウムに出席のため京都国際会議場へ。基調講演は同時通訳でアメリカの2大学の教授達が。昨年、北大・名大・京大・岡山大・九大の5ヶ所の大学病院が臨床研究中核病院に指定され5年間、国から資金援助されるそうです。各大学の取り組みや研究成果が発表されました。

シンポュウムは午後1時から5時30分まで。 日本の基礎研究は年々成果をあげているが臨床研究は低下しているそう。成果をあげ医療イノベーションの飛躍的な進展や世界に通用する新薬の開発や治療法のない難病に苦しむ人に一日も早く先進医療を届けることが命題とのこと。私が不治の病にかかったらこの体をどうぞ!

             京都の町を南北に走る北の終点が京都国際会議場駅で堂々たる建物
          会議場の天井が高くてきれい。山中教授の京都賞受賞講演を聴いたのは2年前のこと



雪が

今朝、目覚めたら、祇園のお茶屋街の屋根にうっすらと雪が積もっていました。この冬2回目の積雪です。ただ、1時間もしないうちに消えてしまいました。友人宅の日陰では夕方まで雪が残っていたそうです。京都の冬景色といえば、美しい庭園に雪化粧を想像しますが、これが中々で最近はふんわりと積もってくれません。

最寄の高瀬川沿いの喫茶店へ行ったら、私と同年輩の元気な大阪在の女性客が4人、鞍馬や貴船辺りは雪道ばかりだったが、歩いてきたそうです。リュックを背負って山用の靴を履いて・・・私くらいの年齢になると体力気力に大きな差が現れます。私が雪道を歩いたら滑って転んで骨を折りそうで、できません。

            祇園町南側の茶屋街の屋根の雪。 今朝は曇っていたので愛宕山が見えない




2013年2月4日月曜日

総本山知恩院へ

知恩院は法然上人を開祖とする浄土宗の総本山。末寺は全国に7000寺とのこと。佛大名誉教授の平先生のご厚意ご案内で参拝する機会を得ました。平教授は伏見の海徳寺(浄土宗)のご住職ですが社会人セミナー会場(四条センター)の喫茶で知己を得ました。御影堂(大殿)はただ今改修工事中で完成は平成30年とのこと。

私が京都で仮住まいした2年前の4月は法然上人没後800年大遠忌の年。全国から浄土宗の信者が参拝したため大賑わいでした。本日は朝から雨。訪問者は少なく御影堂には人影が全くなく静かに参拝ができました。改修中の御影堂は一度に1000人以上を収容する唐様式建築のお堂です。仮設廊下の板もキュキュと鳴く鴬張りでした。

               写真は知恩院のHPより。国宝御影堂はただ今仮囲いで覆われて


地恩院資料編纂所へ

佛教大学名誉教授の平先生のご案内で地恩院を拝観後、幸いにも総本山知恩院資料編纂所に立ち寄る機会を得ました。平名誉教授は地恩院資料編纂所責任者で常勤スタッフが地道な翻訳作業をしています。ご多忙な職員から有難くもコーヒーをいただきましたが、知恩院保存の古文書は3000冊とのこと。

現在は江戸初期から明治3年まで知恩院の祐筆が記した日監(厚さ5~6㎝)を毎年1冊づつ出版とのこと。所内に所狭しと積まれた古文書を開いて触ることができ大感激!!享保4年2月2日雨・・・と始まっていたが本文は崩したり旧漢字が使われ全く読めずは無念残念。ただ今は享保4年を解読中とのことでした。

            総本山知恩院資料編纂所。歴史学者や地震学者が研究のため訪れることも
              有名な山門の北側の黒門。黒門をくぐった左側に資料編纂所がひっそりと

2013年2月2日土曜日

一力へ

祇園の花街では節分の2月2・3日はオバケという。舞妓・芸奴さんが仮装してお座敷に出る日。売れっ子は何軒も座敷を掛け持ちして花代+@で稼ぐそう。PM6時頃、仮装姿を見ようと一力ののれんの前で待ち受けたが、早足で店に駆け込むため写真は1枚も撮れず。冷えたので帰ろうとしたら喫茶店仲間とバッタリ合いました。

知人は京都好きで宝塚から花街へ通うご熱心な男性。贔屓の芸奴さんをお座敷へ呼んだり一緒に食事をしたり・・・なるほど!ご熱心なファンがいるから祇園のもてなしが存在する。大学仲間の弁によると仮装は寛一お宮・新撰組・お嫁さんなどなどらしい。幸いにもベル薔薇のオスカルとアンドレイに扮した1組を目撃。座敷では客の前で演技や歌も披露するそうです。

         忠臣蔵の大石蔵之助が遊んだという一力の門と暖簾。祇園を代表する朱赤の壁のお茶屋

                      一力の暖簾をくぐるのは、知人が撮影した贔屓の芸奴さん。正真正銘の日本美人


八坂神社へ

2日は節分の前日。節分は3日、翌日の4日は立春。そうか、もう暦の上では春なのね。本日の気温は15度でポカポカ陽気でした。八坂神社では宮川町の舞妓さんが舞いの奉納後、豆まきが行われたが土曜のため大変な人の数。ギリギリ時間に到着した私は後方のため豆は届かず福豆を300円で入手。ベランダから祇園の御茶屋の瓦屋根に向かって投げよう、と。

実家の豆まきは父が鬼に扮し夕食後「福は内、鬼は外」の掛け声で子供達は豆が当たらないよう逃げ回った記憶が。京都では恵方巻(太巻寿司)を南南東の方向を向いて一気に食べ、イワシの頭に柊を指し玄関に飾って鬼除けをするそうです。ちなみにイワシの身は塩味で食べるとか。我が家は豆まきだけでしたが地方によって伝統行事は様々。

              八坂神社本殿前の舞殿で豆まきをする正装(黒振袖)の3人の舞妓さん
            多数の参拝者で賑わった八坂神社西楼門の石段。ローソンの辺りを石段下という