2014年2月25日火曜日

永遠のOへ

映画「永遠のO」を観ました。百田直樹氏の著作を読んだのは昨年秋のこと。本棚にないということは誰かにあげたから。最近、私は平積みの本でも読み終えた直後に欲しい人にあげています。物を増やしたくないから断捨離を実践中。「永遠のO」は書評で高評価だったけど好印象ではなかったが映画は中々でした。

特攻隊は近年の自爆テロと同じでは? と以前から自問しましたが映画で回答が得られた気がします。私の叔父は3人戦死しました。ミャンマーと沖縄と香港です。弟が死ぬなんて考えず笑顔で送った。と99歳で亡くなった叔母を見舞った時の後悔の言葉。父母・叔父叔母達、私には彼らが語った沢山の戦争の物語があります。

           60歳以上は1000円のため私には格別です。最近の映画館はガラガラで嬉しい!


ソチ・オリンピック終了

あーぁ、毎夜楽しみにしていた冬季オリンピックが終わりました。不眠症の私にはうってつけの放送時間で3時・4時・5時までパッチリ眼で。スポーツ観戦はエネルギー発散・消費になる、との言葉を信じて、羽生君廻れ!!真央ちゃん降りろ!!平野君・平岡君跳べ!!と我が事のようにソファーから飛降りたり叫んだり・・・

選手と一緒に泣いたり笑ったり悔しがったり。運動オンチの私の暇つぶしには楽しい日々でした。警備が心配されたソチ・オリンピックは無事終了。選手達も全員無事帰国してひと安心。私がロサンゼルス五輪の閉会式を観たのは38年前。入場時、赤と白のプレートと赤と青のペンライトが配布されスタンド席で一役担った思い出が。

             閉会式は深夜1時から。私が観たロス五輪から商業主義が導入されたが・・・
       ・・・今から考えると地味でした。現在の五輪はショーアップして大変!こんなイベントが必要か?

春はまだかな

最寄の喫茶店は風情に溢れた高瀬川沿い。この川には仲の良いつがいの鴨が清らかな流れの中をエサを求めて歩いています。Ccafe yoshikoさんの店の前に昼と夕刻に必ず。お腹が空くと店側に顔を向けじっと待って催促を。その姿がカワイくて毎回食パンの耳を与えています。私もパン投げが上手くなり見事にキャッチ。

今日は白鷺もお仲間に。鷺はすばしっこくて鴨のエサを横取りしますが、本日は腹一杯の様子。パンを与えてもクチバシで挟んですぐに水に流してしまいます。こぼれたパンを2匹の鴨が追いかけて一生懸命食べます。野生動物にエサを与えてはいけないというが、毎日店の前へ顔を出す鴨夫婦にyosikoさんは母親のような存在です。

          右が貫禄の白鷺、左上が鴨の雄、左下が雌。両者は仲が悪くエサは均等に分け


2014年2月18日火曜日

弟宅が陸の孤島

関東甲信越で大雪が降りました。山梨県甲府市では一日の積雪が114cmとか。アメリカ生活が長かった弟夫妻は退職後、甲府から40分北側の小淵沢を終の棲家としています。自宅周辺は100~150cmの積雪で陸の孤島化しています。自宅前の道路は北斗市が除雪してくれたが万一の場合以外は自宅から出ないよう通知があったとか。

弟宅には大きな冷蔵庫と冷凍庫があり、2週間分の食料が保存され生活するには支障なしとのこと。私の高校時代の同級生も同じ小淵沢にいます。電をしたら一夜で150cm積もったけど高齢者だから灯油も食料も備蓄があるから大丈夫。雪景色がとても美しいから楽しんでいる。孫から写真を撮って送ってと連絡があったそうです。

        自宅前の道路まで雪かきをする弟。身長175cmの弟だから一番高い雪は200cmかも
 雪に埋もれた弟宅。八ヶ岳や甲斐駒ケ岳の風景が美しい別荘地なのに無残。新聞は5日分まとめて配達されたとか





2014年2月15日土曜日

雪が・・・

今年3回目の積雪です。東京では大雪が2回も積もりましたが、京都はチラチラと降るばかり。ドサッと積もることは滅多にありません。金閣寺に積もった雪を見たいのですが、うかうかしていると消えてしまいます。今回も降ったのは半日のみで3cm。祇園の屋根は日本瓦で統一されていて雪が積もるとすごく綺麗です。

金閣寺まで出掛けるには10cm積もって欲しいけど、雪道を歩くのはとても難しい。転んだら脆い骨が折れそうで怖い怖い!雪が降ったり道が凍っていたら自宅へ引き篭もるのが一番です。 などと思案していたら金閣寺の雪は見られない。次のチャンスは絶対に活かさなくっちゃ!お天気の神様、ドカッと降って止みますように。

             我が家のベランダ真下の雪景色。重なり合った屋根瓦の間に坪庭が2つ
              朝7時頃の雪模様、祇園南側は景観条例で日本家屋が護られたお茶屋街

2014年2月9日日曜日

三輪恵比寿神社(奈良)へ

奈良桜井市の三輪恵比寿神社(ご祭神/八重事代主命他2神)の大祭へ。創建は奈良時代以前で日本最初の市場が開かれた神社です。大阪の友人達と総勢23人で小型バスをチャーターして。ご祈祷後、奈良に伝わる珍しい御湯賭け神事(釜の中で煮えたぎった湯の飛沫を巫女が笹の葉で飛ばし浴びると無病息災)をありがたく拝見。

頭からたっぷりお湯を浴びたので今年は無事過ごすことができるでしょう。あまりの寒さ冷たさに皆で近所の醸造元(三諸杉)へ駆け込み強引に酒蔵見学後、6種(6本)の酒を試しに飲み干しました。三輪は日本酒発祥の地で神酒を醸造。昼食は三輪そうめん本舗、夕食は三輪恵比寿神社で美味しくいただき伝統文化に触れた一日でした。

             若い神官が写真撮影了解とのこと。桜色の狩衣を着て厳かなご祈祷を
           御湯賭けは白衣の巫女が。煮えたぎったお湯(塩・酒・米入り)を笹の葉で参拝者へ

2014年2月7日金曜日

江戸東京博物館(東京)へ

江戸博で開催中の「大浮世絵展」へ日帰りしました。世界浮世絵学会50周年記念(400点以上)展示でワクワクドキドキ・・・事前に東京の友人が大きな冊子と招待券を送ってくれたので展示作品の解説をじっくり読んで出掛けました。見返り美人・雪中相合傘・月に雁・富嶽三十六景(神奈川沖浪裏・凱風快晴)などなど名作がずらり。

ありがたくも私の浮世絵師匠の解説案内で、勢揃いした一流作品の中から約30点の傑作を丁寧に拝見しました。国内外の美術館や博物館から大量の名作傑作が集結。全作品ともに想像以上に保存状態が良く色が鮮明で美しくて大感激しました。江戸の当時400~500円の安価で庶民が買い求め捨て去った日本人が世界に誇る文化です。

           JR両国駅前(国技館横)の江戸博。江戸東京の展示は見事で何度通ったことか
             大浮世絵展の分厚い冊子。写真と解説付きで私の一生の宝物になるでしょう

2014年2月1日土曜日

名古屋ボストン美術館(愛知)へ

4時間コースの観光タクシーを利用。本来ならば3番目は熱田神宮ですが冷たい雨のため名古屋ボストン美術館へ。ただ今江戸時代後期に活躍した天才浮世絵師・葛飾北斎展を開催中です。90歳まで生きた北斎の作品は膨大な量。風景画・美人画・役者絵などなど・・・私が大好きな神奈川沖裏や赤富士を展示中です。

描いたのは70代のこと。台風の中、大胆な構図で描いた大波、小さな舟にしがみ付く人々が丹念に。赤富士は各色の刷り工程順が展示され感動的でした。こんなに大胆な構図や色彩であの雄大な富士山を描く北斎の視点はいつ見ても斬新で仰天です。アメリカのボストン美術館は日本美術を大事に大切に保管しています。

          波の間に間に舟が三艘。江戸へ物資を運んだ帰りの舟に多数の人々が描かれて
     富嶽三十六景凱風快晴。実物より急な勾配なため、外国人はあの富士山と聞いて驚く人が多いとか

徳川美術館(愛知)へ

長年憧れていた徳川美術館へ。尾張徳川家の2代藩主の隠居所が建てられた場所で元々は重鎮家老3人の所領地だった場所です。愛知県生まれの私なのに訪問は初めて。約1000年前平安時代半ばに書かれた紫式部の源氏物語の「源氏物語絵巻」の日本最古版(870年前)を所有、常設展示している美術館です。

尾張名古屋は築城以来、平穏な環境のまま明治になって終了したが、尾張徳川家の貴重な収集品は膨大で量質ともに優れた美術館です。小さな部屋ごとに手入れが行き届いた品々を展示中でした。源氏物語絵巻は一部の複製を展示中で鎌倉時代初期の作品です。色鮮やかで美しい光源氏の世界が描かれていました。

              雨にけぶる徳川美術館の門。内部は意外に質素な平屋の展示場でした
徳川美術館の入場チケット。源氏物語絵巻の桂木が描かれています




尾張名古屋城(愛知)へ

1/30(木)天気予報では雨。よりによってこんな日に友人と名古屋名所観光へ。最初は尾張名古屋城ですが小学校時代に天守閣まで1度昇りましたが、今回は50数年ぶりの2回目。昭和19年の名古屋大空襲でお城は全焼したが戦後すぐに名古屋市民が再建しました。私はそれを観に行ったのですが、階段を何段も昇って疲れた記憶が。

内部は鉄筋コンクリートのままで雑な様にガッカリした記憶も。ラッキーにも今回は消失したの本丸御殿を1615年創建当時の図面を元に木造で建築中で完成した約半分を公開中でした。真新しい桧の香りが漂う美しい本丸御殿は一見の価値がありました。完成は4年後。河村市長は名古屋城も木造で再建したいそうです。

           雨のため写真はピンボケ。やむを得ずパンフの写真を。大阪城より低く底辺が広いため抜群の安定感
           建築中の尾張藩主の本丸御殿。完成すれば京都の二条城のようになるでしょう

                                          

大阪城ホールへ

1/19(日)大阪城ホールへ。元勤務先の大阪2校の合同作品発表会です。大きな会場で元気いっぱいな若者達のパワーを実感する一日でした。前々日、不覚にも軽い腰痛を体験しましたが、前日、最近通っている医療ヨガ教師の治療指導で、腰痛は一気に緩和して、当日はアリーナの隅々まで歩くことができました。

大阪城ホールは何10年も、このイベントのために通ったのに、天下の名城・大阪城見物とお堀周辺水路観光巡りは1回ずつ体験したのみ。いかに仕事熱心な私だったことでしょう。腰痛の負担を軽減するため往復ともに新幹線に乗車。なんと片道1380円(自由席)の格安でした。時は金なりですが、病み付きにならないよう注意しなくっちゃ!

       会場アリーナ内センターの十字に組んだステージ上のF.ショー。天井は巨大なスクリーンが4面
           アリーナ内の各ブースは展示作品のプロモーションの真っ最中。コスプレ学生が真剣に