2014年2月1日土曜日

徳川美術館(愛知)へ

長年憧れていた徳川美術館へ。尾張徳川家の2代藩主の隠居所が建てられた場所で元々は重鎮家老3人の所領地だった場所です。愛知県生まれの私なのに訪問は初めて。約1000年前平安時代半ばに書かれた紫式部の源氏物語の「源氏物語絵巻」の日本最古版(870年前)を所有、常設展示している美術館です。

尾張名古屋は築城以来、平穏な環境のまま明治になって終了したが、尾張徳川家の貴重な収集品は膨大で量質ともに優れた美術館です。小さな部屋ごとに手入れが行き届いた品々を展示中でした。源氏物語絵巻は一部の複製を展示中で鎌倉時代初期の作品です。色鮮やかで美しい光源氏の世界が描かれていました。

              雨にけぶる徳川美術館の門。内部は意外に質素な平屋の展示場でした
徳川美術館の入場チケット。源氏物語絵巻の桂木が描かれています