2011年4月13日水曜日

鞍馬寺へ

鞍馬は山の中。叡山電鉄に乗車し、出町柳から鞍馬まで30分の道のりで澄んだ空気の鞍馬に到着します。仁王門手前の鞍馬寺御用達の擁州路でお蕎麦と山菜かやくご飯の昼食をいただきました。10日の鞍馬詣では東京・大阪・京都の友人達が計15人集合しました。鞍馬に到着すると市内とは異なる特別な空気が身体を優しく包み込みます。新緑の青葉と咲き始めた桜の中、ケーブルカーに乗ると標高370mの寺内へ。階段を昇ると明るく広い本殿前へ到着。線香と灯明をあげて本殿金堂の毘沙門天様に参拝しました。大阪からお越しくださった鞍馬寺と深いご縁の2人のご案内で格別な参拝になりました。鞍馬寺縁起や各建造物や仏様について詳しく解説してくださいました。

22年間鞍馬寺でご祈祷している東京の友人や鞍馬寺が好きな大阪の卒業生、そして京都で暮らし鞍馬寺とは何度もご縁のあったご親切な皆様とご一緒しましたが、前出の2人の計らいで、信楽館長様にご挨拶、歓談ができたことはこの上もない幸せな時間でした。いつもながら穏やかで優しくて笑顔の美しい館長様。仏の慈悲の心を説話し、震災者に想いを馳せ、訪問者ひとり一人の話に耳を傾け、お言葉をかけてくださいました。その真しな姿勢に自然に頭が下がる想いがいたします。館長様、貴重な時間をありがとうございました。この後もお健やかにお過ごしください。

                           写真撮影をすっかり忘れ、鞍馬寺から頂戴した本の中から借用。朱塗りの仁王門
                     これも同様。ご本尊の毘沙門天像が祀られている