2011年4月12日火曜日

醍醐寺へ

ここの桜が凄い!の一言。なんとまぁ、桜の滝が空から降り注ぐ、といっても過言ではありません。垂れ桜の木が大きくダイナミックで美しい。大樹の桜がアチコチに満開の花を咲かせておりました。1200年前の創建後、醍醐、朱雀、村上の三代の天皇の深い帰依により、山上山下に次々と建物が建立され、大伽藍が完成したそうです。ご存知、秀吉の権力が最高な時期に醍醐の花見を開催ことはつとに有名。実際の場所は山上の奥の院とのこと。背景のお山の上だそうです。

醍醐寺のお坊様はただ者ではないようです。他の寺社でお坊様や神主の姿を見ることは滅多にない。醍醐寺先導役の西宮在の友人の、知人の高位なお坊様がチケットをもぎり、声高に案内を。記念グッズの販売もお坊様が。桜が美しく大勢の人々が訪問するのも、こうしたお坊様の心構え気構えの成せる結果でしょう。数々の宝物を収蔵する三宝院は秀吉の寄進によるそうです。

               見事な枝垂れ桜をご覧ください。ここまで育てた桜守の努力が伺える
                見上げるような高さ、横幅の広さ、これで1本の桜、お見事でしょ!