2011年4月17日日曜日

伏見の川辺へ

伏見の寺田屋前はきれいな宇治川派流が流れています。船着場から十石舟に乗り桜が散り始めた川辺を散策しました。岸辺の左右には遊歩道があり人々が行き交い釣りをしお喋りを楽しむ人も。桜は散り始めていましたが川の流れにはたくさんの花びらが美しい絵柄を描いておりました。

見事な酒蔵群を川辺から眺めるのも一興です。両岸は豊かな新緑の木々や草に染まり春の情景に溢れていました。十石舟は人や物資を運び、三十石船は米を運んだそうです。明治になって鉄道ができるやかっての反映は影を落としたそうですが、現在は黄桜・月桂冠を代表とする約30軒の醸造メーカーが酒やビールを造っているとか。

                                    絵に描いたように美しい月桂冠の酒蔵群。柳や桜が春を告げる
              川面に浮かぶ花筏。小鳥が陸地と間違え着地して慌てる姿も見られるとか