2011年4月13日水曜日

平安神宮へ

9日の旅のクライマックス、平安神宮紅しだれ桜コンサートへ。昨年初めて聴いて見て大感激しました。東京や大阪の人達に泣けるほど美しいと話したら、参加者が6人も。今夜の演奏はヴァイオリン奏者の花井悠希さん。門前に並びましたが席確保のため、開場と同時に境内へダッシュ。ライトアップされた七分咲きの紅しだれ桜をチラチラ横目に見て、ひたすら陣取りにひた歩きました。

6時40分。晴れた空の下、幽玄の美そのもののコンサートが始まりました。暮れなずむ紺碧色の西の空には上弦の白い三日月。真っ暗な池の向うに能舞台のようなステージが浮かび上がり、北の国からの演奏が静かにスタートし集まった観客をうっとり。春の心地よいひと時に引き込んでくれました。私は翌10日も、東京からの訪問者2人と平安神宮コンサートへ。演奏者はギタリストの村治奏一さん。これもうっとり。28歳の若き天才のCDを入手しました。

             泣きたくなるほど美しい。紅しだれ桜をライトアップ。池面が鏡のよう
ライトアップのせいで実際の色よりも桜が白く空が明るく見える