2011年2月6日日曜日

智積院へ

智積院参観は二度目。真言宗智山派の総本山でなんと末寺3000の中に、有名な成田山新勝寺や川崎大師があるそうです。智積院に長谷川等伯の障壁画の現物があると知ったのは昨年4月、京都国立博物館で開催された長谷川等伯展を見た時のこと。長谷川等伯の絵は楓図、松に秋風図、松にとろろ葵図、雪松図、松に立葵図など。息子の久蔵は25歳の若さで華麗な桜図を描いたが翌年病死。その横にその死を悼んで父等伯が、渾身の生命力で描いた楓図が並んでいます。

        左は等伯の楓図、右は久蔵の桜図(レプリカ)。画面一杯に鮮やかに。現物は宝物館の中。
      利休好みの名勝庭園。石組と植込みが交互に並び雄大さと重厚感に醍醐味があり冬でも圧巻。