2011年2月23日水曜日

兵庫県立美術館へ

西宮在住の40年来の友人が神戸に同行してくれました。神戸訪問は30数年ぶり。兵庫県立美術館は森村泰昌氏の「なにものかへのレクイエムー戦場の頂上の芸術」。この美術館は迷路のように小さな部屋がいくつも。三島由紀夫の市ヶ谷の自衛隊で行った演説シーンから始まり、レーニン・ウォーホール・ガンジー・ピカソ・ヒットラー他の有名人の有名映像やカットが愉快に丁寧に再現されていました。

森村さんは一見、三輪明弘に似た風貌の方で女装作品が多いのは可笑しい。綺麗な男性は美しい女性に憧れるようですね。それにしてもこういった過激な作品を誰が買うのだろうか。美術館の対岸は神戸港の海。久し振りに潮の香りを体いっぱいに浴びて、気持ちのよい散策で大満足。

                                  建物に続くこの階段の手前は神戸港。ひとりハーモニカを吹く若い男性が。
                           室内を出て海岸に向かう通路。