2011年2月28日月曜日

新撰組壬生屯所遺蹟へ

「誠」の旗がはためく新撰組は閑静な農村地だった壬生村の八木家で誕生。隣家の前川家も利用していたそうです。私は壬生寺内に若き志士達が新撰組宿の表札を掲げ駐屯と思い込んでいましたが、なんと壬生の名は地名であることにようやく気付いた次第です。八木家の座敷には約20名の先客が満杯に正座しており、担当者の説明に静かに聴き入っていましたが、遅く到着した私は声が小さくてほとんど聞こえない。

玄関先で立ったまま耳を澄ませば、隊士が惨殺された時の刀傷が~、提灯入れが6個(?5個)あるのは身分が高い証拠~、井戸はカラ井戸~などなど切れ切れに。手狭になって西本願寺に移るまでの3年間、幕末の日本の将来を熱き心で憂えた若者達の激動の歴史をじっくり間近で聞きたかったなぁ!再度訪問しなくっちゃ。

                 正面奥は八木家の長屋門。現在八木家は右手前の御菓子司「京都鶴屋」として存続。
                 前川家。邸内にはNHKの新撰組に出演した俳優達のサインが。