2013年11月17日日曜日

フォーラム古典の世界を読むへ

金剛能楽堂(上京区)で開催の古典の日朗読コンテスト審査会へ。課題は明治の文豪夏目漱石・夢十話/森鴎外・山椒大夫/樋口一葉・たけくらべ/宮沢賢治・なめとこ山の熊。全国500数十名の応募から最終審査に残った15名の朗読は素晴らしい出来栄え。私は事前に再読しストーリーを確認したが、出場者の笑顔に溢れた朗読は圧巻でした。

正しい言葉使いで話す朗読がこんなに心地よいとは。 自身で読む読書との相違を改めて実感。特別顧問日文研の芳賀徹氏は福沢諭吉の新国家教育論・学問のすすめを熱く語り、審査委員長新井満氏は石川啄木の短歌に曲をつけ、多彩なアーティストの顔で古典への熱い想いを歌って語った充実した一日でした。
          
       150年前建設の旧金剛能楽堂を改修工事し2008年に屋内に移築。19世紀と21世紀の融合建築