2013年11月22日金曜日

萬徳寺(福井)へ

一日バス旅行で若狭の古仏探訪の旅へ。萬徳寺(真言宗/ご本尊は阿弥陀如来様)の開基年代14世紀とのこと。16世紀に兵火で焼失したが再建され戦国末期から江戸時代にかけて小浜藩主の京極家・酒井家の帰依が厚かったそうです。阿弥陀如来様(重要文化財)のお顔や肩が丸く平安後期の特徴が色濃い坐像です。

今回は福井の紅葉を目指してバス旅行に参加しましたが若狭の紅葉はまだ始まったばかりでした。仏像に詳しい歴史家同行のバス旅行のため阿弥陀如来様の周りに集まって懐中電灯で照らして詳細説明を受けました。小浜は京都に近いためか幾多の寺社が現存し車や観光バスで参拝する人も多いようです。

           国指定の名勝庭園。書院前に山畔を築山風に利用した蓬莱式の金剛界曼荼羅庭園
               書院から階段を昇った場所の本堂(阿弥陀堂)。日本の紅葉百選・花の寺