2013年4月28日日曜日

正伝永源院へ

臨済宗建仁寺の搭頭のひとつ正伝永源院へ。普段は非公開だが4月初め、元首相で第18代当主の細川護煕氏が描いた襖絵が完成し披露がてら院内の見学が可能に。鎌倉時代の創建時から正伝院と永源庵は別々の搭頭だったが明治初期の廃仏毀釈令で正伝院は没収され2寺を連ねた名前で残したそうです。

永源院は戦国末期荒寺だったが織田信長の弟の織田有楽斎が出家後再興し悠々自適茶道三昧な生活を送った寺で立派な石塔や茶室も建っています。住職を度々迎えるなど肥後熊本細川家の菩提寺として長く続いた寺のようです。京都は観光シーズンが終わると非公開建造物を公開して観光客の目を楽しませてくれます。

                庭園にはツツジの花が満開。秋の紅葉のような鮮やかな色模様
               元首相の襖絵は2室分。下記は春の東山風景で完成度はイマイチ!?