2013年4月7日日曜日

二尊院へ

百人一首で名高い小倉山の麓にあり本尊に釈迦如来様と阿弥陀如来様を祀っています。創建は847年。釈迦如来は人が誕生し人生の旅路に出発する時に祝福してくださる仏様。阿弥陀如来はその人が寿命を全うした時に極楽浄土から迎えに来てくださる仏様。現在は天台宗に属し法然上人25番霊場の17番目です。

本堂には2つの仏様が金色に輝いて優しく微笑んでくださいます。天皇家と深い関係があり旧宮家や角倉家の菩提寺です。明治維新まで天皇の名代として勅使参詣があったとか。春の桜と秋のモミジの美しさは言葉にできない美しさ。JRの「そうだ、京都行こう」で紹介されたポスターは記憶に残る京都の風景です。

                       本殿前の見事な枝垂桜。今まさに満開ですが訪れる人も少なく静寂そのもの