2013年4月17日水曜日

村上春樹著

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を発売初日に購入。本屋大賞の「海賊と呼ばれた男」をとジュンク堂へ行ったが店頭には「色彩を・・・」が多数展示され村上氏の過去の著作本も大量に平積みに。「1Q84」以来3年ぶり小説で半年かけて書き国内販売が1週間で100万部を超えたとは、本屋大賞よりも先に読まざるを得ません。

村上氏は60歳前半のはず。なのに36歳の青年の苦悩を延々と描き、高校時代に築いたカケガエのない絆が20歳の時、親友達から突然の拒絶を受け、真実を知るために多崎つくるが巡礼する話だが、あっけなく読み終わった。過去の村上作品は多少面倒くさい文体だったのに?文芸春秋は村上作品を初出版とのこと。本屋大賞発表に合わせて販売とはお見事!!

                  長くて不思議なタイトルに誘われてスラスラ読んで結果成る程!