2013年4月11日木曜日

千本釈迦堂へ

平野神社から東へ友人と見知らぬ道をぶらぶらと。滲抜屋や金襴屋が軒を連ねる京都らしい小路の左手に千本釈迦堂が。名称は大報恩寺だがご本尊が釈迦如来のため千本釈迦堂と呼ばれている。創建は鎌倉時代1221年。棟梁が柱の寸法を間違えたが妻のお亀が枡形をとアドバイスし無事に上棟式を迎えました。

お亀は女が男の仕事に口出ししたことに責任を感じて自害。上棟式は無事に終了。後の人々は貞淑で才知に溢れたお亀を称えておかめ塚を造り、菩提とお堂の無事を祈願したそうで現在も大工さんから尊敬されている寺。創建以来、応仁の乱他の火災をたびたび免れ現存する京都で最古の木造仏教建築です。お亀のような女性は今も・・・

               友人のカメラでパチリ!大きな枝垂桜はお亀桜。横にはおかめの像が
                    千本釈迦堂門前の満開の桜。隠れた名所で咲く見事な桜