2013年5月7日火曜日

東大寺(奈良)へ

ご存知、聖武天皇が天下安寧を願って建造の東大寺へ。国家鎮護として全国各地に国分寺を設置。その象徴として建造した大仏は今年で開眼1270年祭。京丹後縮緬の織り元の友人夫妻が天平絹を再現し聖武祭へ献上して今年で30年の節目に当たります。東京の友人を交え厳かな式典へ参加しました。

風薫る5月奈良は新緑に覆われ清々しい季節。平城京の奈良時代はたった84年間と短いのに、その後の京都の雅な影響を一切受けず太古のイメージの静かな佇まいが心落ち着く場所。東大寺の大仏開眼時、遠くはペルシャからの遠来の客が持参した多数の献上品や式典に使用した品物が1270年間東大寺に多数保管されているのは驚異的。

5月なのに肌寒いまほろばの奈良。大仏殿は江戸時代の再建だが実際の2/3とか
            顔から上は江戸時代の再現。四角いお顔だが創建時は丸いお顔だっただろう