2013年5月17日金曜日

南円堂(奈良)へ

興福寺境内の南円堂へ。寺院なのに神社のように鈴(ドラ?)を鳴らして参拝するため私の頭は疑問を抱えて50年。すべからく日本の神社仏閣の正面は南向きだが南円堂は東側から参拝するのも2つ目の疑問。しかしながら、特別公開中の堂内には金色に輝く大きな阿弥陀如来様が南向きに鎮座していました。

創建時の南円堂の参拝は南側からだったはず。猿沢の池も興福寺境内だったのかも? 全盛期の興福寺と東大寺の僧達は仲が悪く争いの一端で若草山の山焼きが始まったと記憶しており、興福寺は江戸末期から明治初めには廃寺のような様相だったとも。阿弥陀如来様はなんと仏師康慶(運慶の父)の作でした。

                写真は南円堂の東側。堂内の特別公開のためか参拝者は多かった
                    阿弥陀如来様も撮影不可のためポスターをバシャッ!