2013年5月7日火曜日

城南宮へ

平安京の南の玄関口の鳥羽は平安時代末期に上皇や天皇の離宮が多数建てられ4代に亘って院政が引かれた所とのこと。鴨川と桂川の合流地でもあり、港のある大阪から淀川を通して物資が集まる豊かな景勝地として栄えた場所です。城南宮へ最初に参拝したのは紅白の梅の花が満開な頃でした。

京都では家を新築する時、無事完成を祈願する神社として深い信仰を集めているそうです。今回参拝した日の2日前、平安時代の衣装冠位束帯や十二単を来た現代の歌人や書家が優雅な「曲水の宴」を再現したとニュースで見ました。庭園内を流れる小川に杯を流し自分の前に杯が届くまでに歌を作り読み上げる遊びです。

             源氏物語に登場する平安時代の植物が植えられているのが城南宮の庭
               ツツジがまさに満開で築山が美しい。藤棚には豊かな房の藤の花が