2013年5月22日水曜日

墓参り(愛知)へ

今年初めて妹と一緒に両親の墓参りを。愛知県渥美半島の江比間のため、豊川の実家から往復3時間の遠い場所。江比間は父の故郷です。私から5代前の先祖がかなりの資産家に。3代目の祖父が33歳で早世し事業は没落。江比間に我が家の墓のみ残った次第です。我が家の墓は穏やかな三河湾を見下ろす絶景の見晴らしです。

没落直後父(7歳・次男)は債権者が家財道具一式に赤紙をベタベタ張り全て目の前から運ばれた記憶があるとのこと。廊下に3棹の長持ちがあり多数の掛軸が入っていたが残ったのは「駄作のこの1本」とは父の弁。父は老後の家を新築時、床の間に駄作の掛軸を掛けました。父が両親から受け継いだ唯一遺品です。

         瓦屋根が成道寺。曽祖父は明治の再建時多額の寄付をし今も名前が掲げられている 
              穏やかな内海の三河湾。渥美半島と知多半島に抱えられ豊富な海の幸が