2011年5月22日日曜日

黄檗山万福寺へ

隠元禅師が約350年前、中国から渡来し開山したお寺です。臨済宗・曹洞宗・黄檗宗は日本三禅宗。今回の訪問目的は参拝ではなく、15席もある煎茶のお茶会です。前日の電話で、当日券入手は朝9時に三門へ、とのこと。しかしながら各茶席は、ただ今準備中。もしもーし、指定時間が早過ぎませんか・・・

中学生の時、初めて豊川稲荷で着物を着用し煎茶を立てた記憶が鮮やかに。私が覚えた作法と違うな、と、その相違にびっくり!三つの席でお茶をいただきましたが、各流派とも個性豊かで華やかでした。日本の伝統文化はこうして引き継がれて行くのですね。蒸し暑い無風の微妙な日でしたが、ありがとうございました。

                          三門をくぐると天主殿までお茶関連の出店がずらり。すきや袋・懐紙入れを入手
                大雄宝殿前で献茶の準備中。始まったら大勢の人垣で見えない