2011年3月31日木曜日

アミューズミュージアム(東京)へ

アミューズミュージアムは私が大好きな場所。浅草の浅草寺二天門東側に建つ6階建のミュージアム。私は昨年来すでに3~4回訪問。江戸時代庶民の町として輝いた浅草寺界隈はいつも大勢の観光客で溢れていますが、今回はいつもと異なる浅草でした。仲見世は照明を落とし浅草寺はライトアップもなく、これが本来の浅草寺界隈の夜なんだ、と教えてくれました。

ミュージアムはいくつもの顔を持つ。江戸時代の小物販売ではてぬぐいや熨斗袋など、鮮やかな江戸の図案が溢れており、上階には東北地方の津軽や南部地方で江戸時代から明治の中ほどまで着用した古着やボロの膨大なコレクションが展示され、日本人の逞しい底力と貧しくとも豊かな感性が満載です。圧巻はボストン美術館所蔵門外不出の鮮やかな浮世絵の展示と解説です。予想外の東海道五十三次が・・・皆様、百聞は一見にしかず、ぜひ一度足を運んでくださいませ。目から鱗の体験ができますよ。

                     120年前、普通の女の子が着用した美しい普段着・仕事着。  それはリアルクローズ
                 何代にも亘って布や綿を重ね、家族が一緒に寝た布団のルーツ