2011年3月5日土曜日

法華寺(奈良)へ

法華寺は平城宮の西に位置する。東大寺が聖武天皇御願の全国の国分寺の総本山であるのに対し、法華寺は光明皇后御願による国分尼寺の総本山で女人道場「法華寺御所」。現在も奈良の人々から天皇家とゆかりの高貴なお寺と尊敬されています。皇后の父藤原不比等の邸宅を大伽藍として創建。現在はその規模を想像することはできないほど物静か。

非公開ご本尊の十一面観音のお顔は光明皇后によく似ているそうです。昨年4月5日、私はひとり法華寺を訪ねましたが、光明皇后1250年大遠忌の真っ最中。一般人として参列。ここで薬師寺関連の東京の友人にバッタリ逢い弁当と呈茶券を頂戴。ひとりで食べていたら宮津の牛田さんが横に座わり、ご縁が始まりました。ご家族とも親しくさせていただき、不思議なご縁を痛感しています。

                    本堂。法華寺訪問は3回目。本堂に入るのは初めて。
                         ピンクでなく赤に近い紅梅。老木に気品が。