2011年3月26日土曜日

四国遍路(12~16番札所)へ

第3回四国巡礼の旅は京都から出発着でした。女性先達さんの案内のおかげで心穏やかな参拝になりました。第12番摩慮山焼山寺は険しい山の中、第13番大東山大日寺、第14番常楽寺、第15番薬王山国分寺、第16番観音寺の計5寺。曇空でしたが途中で雨が降りそして見事な晴空へ。めまぐるしい天候でしたが、26人の少人数で快調にお経をあげ、肌寒い徳島県の西側を一日バスで巡りました。

先達さんによると本来ならば桜の花が満開の頃ですが、まだまだ蕾のまま。「ここは早咲きなんだけど」とのこと。私は遍路しながら春の花を探しましたが意外に少なくガッカリ。四国は暖かいと予想していたのに、私が見たのは菜の花、猫柳、レンギョウ、山桜、紅白の梅・・・計3回のバス旅で徳島県の人々が豊かな自然の中、逞しく生活している姿を目の当たりにしました。次回から1泊2日でいよいよ高地県に足を伸ばします。

                           観音寺の道すがら民家の庭先に、御所の本殿に見られる右近の橘の実が満載
                    標高の高い焼山寺の道端にひっそり咲く優しい山桜
                          大日寺のバス停の側に満開の雪柳