2011年3月10日木曜日

佛教大学社会人セミナーへ

添付は彼岸桜。ひそやかで気品があり、花はやや小ぶりで色も浅いピンクです。民家や神社仏閣にて、彼岸桜(寒桜?)が咲いているのを見たことがありません。ここ佛教大学社会人セミナーは四条烏丸にありますが、エントランスの正面に必ず、季節の花が活けてあり、来場者の心を和ませてくれます。ここで歴史や京都の勉強をするのが私のライフワーク。

日文研の笠谷教授の講義はいつも超満員。今回のテーマは江戸時代の幕府と天皇家その②。徳川将軍家は、天皇家を庇護せず清貧を極め、蚊帳をまとっていたという説はウソ。家康は内裏を大改装し、家康・秀忠・家光まは天皇家に徳川の血縁を求めたが江の子供(男・女が次々と死亡)し外戚になれず、綱吉は内裏の改修工事を寄進し、吉宗は平安時代の伝統行事を衣服を含め復活したが、18世紀は官位を受けるだけの寂しい関係になり、19世紀、いきなり尊王攘夷論が巻き起こり、図らずも天皇家が表舞台に・・・話はつきない。

                                                     かれんな彼岸桜。ひと足先に春を告げる。