2013年8月16日金曜日

哲学の道へ

真夏の早朝の哲学の道を歩く人は少ない。開いている店もない。哲学者・西田幾太郎が思索にふけった場所として哲学の道の名前がついた琵琶湖疎水の小経です。銀閣寺(慈照寺)から南禅寺辺りまで年中耐えることなく清らかな水が流れています。頭上には大きな桜の木が覆って。春の桜と秋の紅葉は多くの人が歩きます。

大正時代、日本画家夫妻が疎水の両側に桜を植えたのが始まりとか。当時の桜はほとんど枯れたが桜守の藤右衛門さんが順次植え替えたそうです。東京住まいの頃、大阪在住の友人達とこの道の桜を見たくて歩きましたが全て蕾のまま。南禅寺近くでようやく2輪見つけてホッとひと息・・・

                         満開の桜を見たのは3回。紅葉は1回。途中で喫茶店に立ち寄ってゆっくりと