2013年7月23日火曜日

円山公園の枝垂れ桜へ

祇園祭の暑い日、久し振りに円山公園内の日本一有名な枝垂桜にご挨拶。樹齢80余年の高齢のため伐採された枝も多く、立ち姿は美しいというより哀れを感じる昨今です。今年は桜の季節から枝先に細いロープで、うな垂れかかる枝をピンと張っています。そのせいか高齢でも幾分堂々と見えて嬉しいです。

桜守と呼ばれる佐野藤右衛門さんは、西山の麓近くに住む庭師の10代目。現在の円山公園の枝垂桜は先代の9代目が、10代目が誕生した年に植えたとか。10代目の藤右衛門さんは、すでに新しい枝垂桜を育て、いつでも植え替え可能なように準備中です。私が初めてみたのは20歳の頃。大木の枝垂桜の美しさは感動的!

        葉桜満開の枝垂桜。 夏の訪問者は大木の枝垂桜を見上げ満開の桜の花に想いをはせる