北八ヶ岳(佐久穂町)の広大な原生林の中に白駒の池があります。原生林に一歩足を踏み入れたら見たこともない風景が出現。なんと原生林は徒歩15分ほどの白駒池まで緑のふわふわジュータンのような苔に覆われていました。地面も木の根元も朽ちた古木の上も緑色の苔が、びっしりと広がり、まるでアニメの世界か太古の時代に彷徨い込んだような錯覚か。
満面に清水をたたえた白駒池は、季節と時間の変化につれ刻々と表情を変え、池の周辺の木は9月末か10月の初め、真っ赤な紅葉が見られるそうです。紅葉が池面に鏡のように映り、それはそれは神秘的な風景とのこと。この日は生憎の曇り空ですが対岸までの距離が広すぎず狭すぎず、丁度よい心地よさ。紅葉のベストシーズンにぜひ再訪問したいものです。
何種類もの苔がびっしりと。皆さんもご自分の目で確認ください
1周は約1時間の白駒池。池の傍の喫茶店は11月末に店を閉じるとか