2011年8月22日月曜日

青蓮院(京都)へ

8月10日、天台宗の大本山青蓮院へ卒業生達と参拝に。東山山裾のこのお寺、私は京都暮らし中に何度出掛けたことか。門前には見事大木の楠が数本。樹齢約600年の勇士が門跡寺院を象徴する五線の白壁を背景にとても美しい。ライトアップした夜間はもっと神秘的で生命の尊厳を感じる逞しい樹です。本殿は御所風の寝殿造りで苔むした庭に、右近の桜左近の橘。

3人の天皇が諸事情でこの寺で過ごしたそうで、格式の高いお寺。青不動尊天の絵画が有名ですが、建物以外にお庭を順番に歩くのがとても楽しみです。夏の盛りのためか訪問者は少なく、貸し切り状態でした。私達は又もやゆっくりのったり見学していたら、なんと門が閉められてしまい、大慌て!!閂を外して、受付に預けた荷物を受け取って、今夜の宿へ帰りました。

              寝殿造りの本殿の庭側。苔は茶色で惜しいが京都の昨今はどこも苔の育成状況が悪いとか
           庭を巡回すると小堀遠州風な造園があったり、美しい孟宗竹林があったり・・・