2011年6月26日日曜日

東大へ

大正百年散歩・東京に残る大正浪浪漫という新聞社主催の東京の文京区本郷界隈散歩に参加しました。加賀前田藩の屋敷跡に立つ東大見学は念願でした。ご存知東大の赤門(正門)は徳川家斉の姫が前田家へ嫁ぐに当たって、わざわざ赤門を作って花嫁行列を迎えた門だとか。門の奥にもちろん新居を構えたそうです。

前田家の庭苑にあった池が三四郎池として憩いの場となり、校内には大きな樹の銀杏並木が続き、工学部や文学部、教養学部、農学部などの校舎と活躍した著名教授達の記念碑をじっくりしっかり見て廻りました。一見古びた外観ですが関東大震災直後の復興校舎が数多く残っています。マンホールに東京帝国大学の文字があり戦前の貴重な土木遺構とのこと。

正面扉が閉まっていたので赤門そのもの。江戸時代の建物を正門にするとは・・・
              安保闘争時に何度も見た安田講堂は想像よりもこじんまりした建物