2011年1月5日水曜日

仙洞御所へ

私はこの御所を本日、初めて参観しました。京都御所は天皇の、仙洞御所は天皇を退いた上皇・院の、大宮御所は天皇の母親の、とのこと。現在は仙洞御所と大宮御所の仕切りがなくなり、仙洞御所と総称しているそうです。小堀遠州の名庭ですが、真冬の今、凛とした静寂が漂っています。
皆様、参観はネットで申込可能ですよ!即、許可書が返信されるので、超便利になりました!

平成17年まで、現在の皇室の皆様は年数回、京都訪問の折に仙洞御所を利用された、とのこと。京都御所は建物が雄大で荘厳ですが、池や植物が極めて少ない。しかし仙洞御所の庭苑は格別に広く大きく美しい。5月、南池の中央を横切る石橋上に藤の花が満開になる頃、国賓級のお客様が必ず宿泊されるので一般参観不可とのことでした。

                         大宮御所の御車寄。桧皮葺き屋根の寿命は30年だが、現在は銅板(100年)を。
      北池(大宮御所)の舟は最近まで天皇陛下が皇后陛下を乗せ、自ら櫓を漕がれたそう。