2013年9月7日土曜日

大雲院へ

日頃は非公開の大雲院(東山区・浄土宗・阿弥陀如来様)は織田信長・信忠親子の菩提を弔うために創建されたお寺です。当初は御池御所(烏丸二条)にあったが秀吉の命により寺町通りの現在の高島屋の地に移されたが、周辺が商業繁華の地となり布教・教化に相応しくないとの考えで1973年現在地所有の高島屋とバーターし東山に転地したそうです。

京都には珍しく鉄筋コンクリート造りのお寺で八坂神社の南側にあり、何度この周囲を歩いても門は固く閉じられていたが今回は特別公開中。島津家分家・山岡鉄斎等の菩提寺で書画が多数展示されています。庭には石川五右衛門の立派なお墓もあり、京都検定1・2級を保持する品の良い有能なガイドさん達がご親切に解説くださいました。

                 ようやく拝観が叶った大雲院本殿。左側には御池御所にあった鐘楼と八坂神社にあった鐘が