2013年9月22日日曜日

二条城で楽しむ古典芸能へ

観阿弥生誕680年、世阿弥生誕650年記念「二条城で楽しむ古典芸能」京一夜、国宝に浮かぶ能世界。二条城は400年の時をえて世界遺産へ。能楽は600年を超えて時代の最先端から古典の最高峰へ。そしてこれらの世界は未来へ広がる。10世片山九郎右衛門が重厚に演じる能「忠度」を観に行きました。

会場は世界遺産元離宮二条城の二の丸御殿台所(非公開)で開催。二条城は徳川家康が京都御所の守護と将軍上洛時の宿泊所として造営し、3代将軍家光によって伏見城の遺構を移して1626年に完成。広い台所の土間に椅子を並べ、文武に優れ一の谷の合戦で果てた平清盛の弟忠度が亡霊となって藤原俊成に会いに行く物語です。

              藤原俊成・定家親子を祖とする冷泉家26代の娘貴美子氏の講演後に忠度が