2013年6月2日日曜日

智積院へ

東京の友人と東山五条の智積院へ。入山の午後4時に5分遅れて残念ながら名勝庭園のみ横から拝見しました。ここは戦国時代末期に活躍した絵師長谷川等伯親子の桜図楓図の屏風が有名です。3年前京都国立博物館で長谷川等伯展開催時、私は作品に魅され2度通いましたが2枚の傑作が智積院の襖絵として並んでいます。

等伯は狩野派全盛時代に金沢から上京し京都で頭角を現して一派をなし秀吉の庇護の下多くの傑作を残しました。故郷を描いたとされる霞にけぶる松林図は今も鮮明に記憶しています。神社仏閣の参拝は遅くとも午後4時までに入らないと5時には門が閉まることを改めて痛感。近々出直ししようと思います。

閉門間近の本堂の門。五色の幕は五つの知恵を現すと聞いたことが
             京都の名勝庭園に指定された金堂の庭。庭師によって万端整備された京の美