2014年6月28日土曜日

両足院へ

祇園の中にある建仁寺の塔頭の一つで非公開の両足院へ。建仁寺は鎌倉時代に全盛期を迎えた禅宗の臨済宗のお寺です。開祖は栄西上人で中国からお茶を日本へ伝えた方。今も茶園で栽培されていますが酸性雨のためお茶は作っていないそうです。

両足院は参拝者が次々と。鎌倉時代の建物でご本尊は阿弥陀如来立像です。庭園には白い半夏生の花が満開でした。今年建仁寺は開祖栄西上人の没後800年大遠忌で様々な記念行事を行っています。パンフによると長谷川等伯や伊藤若冲の画を保存とのこと。見たかったなー!

                            手入れの行き届いた庭。左の建物は2つの茶室、庭には半夏生の花
               夏至から数えて半分の11~16日目を半夏生という。昔は開花が田植えの目安だったとか