2014年6月2日月曜日

西明寺(滋賀)へ

一日バス旅行で琵琶湖の東、湖東三山巡りの旅へ。西明寺(天台宗/釈迦如来様)の創建は平安初期。戦国末期、織田信長の比叡山延暦寺焼き討ちの影響で寺の多くは消失。幸いにも本堂・二天門・釈迦如来様は火難を免れ現存しています。ご本尊の薬師如来様の公開は、1人の住職が在職中に1回しか行わない秘仏とか。

京都の気温は36度の真夏日でしたが湖東は30度とのこと。西明寺は山中のため木漏れ日がキラキラと美しく日陰は涼しい風が。ご本尊様は火災の時僧侶に担がれて避難したそうです。日頃は御簾の中に隠れているためか、保存状態は極めてよく、凛とした佇まいで優しい笑顔でした。

   本堂の中はヒンヤリとした空気が漂い、お顔や佇まいをゆっくり拝見すると心が落ち着きます
    約10年前、秋の紅葉真っ盛りの頃、西明寺を参拝しました。多彩な赤や黄色が目に浮かぶ