夕闇迫る頃小さな子供が祭礼衣装を着て燃える松明を担ぎ山門前の神輿までサイレイヤーサイリョーの掛け声と共に町を行き交します。9時を過ぎると鞍馬街道は太鼓の響きと大松明の焔とどよめきと男達の熱気が満ち溢れます。今年は松明の数が増えたそうで山門前に集結した時は見物人も火傷しそうな熱さで灰をたくさん被って厄払いしました。
山門前の神前に集まった松明。この位置で火祭見物できるのはご親切なお二人のご厚意あってこそ
松明1本を3人の男衆が担ぐが重そうで、この近さで撮影するには火傷しそう
漆黒の闇に焔立つ風景は神聖そのもの。燃え上がる炎と松明の匂いに酔いしれた一夜