2012年4月17日火曜日

大円寺へ

江戸最初七福神のひとつが、ここ大円寺。JR目黒駅から西へ急勾配の行人坂の途中にありました。1772年行人坂付近発生の火事で、江戸の町に大火が襲ったそうで亡くなった方達を供養するための五百羅漢様が並んでいらっしゃいました。この行人坂周辺の目黒にはかなり古い時代から多くの神社仏閣があったそうで、江戸庶民の祈りの場でした。

石塚に彫られた「大円寺」の文字があまりに達筆でしばしうっとり。江戸初期七福神は目黒通り沿いの5km以内に点在し、徒歩でも2時間余とか。西は目黒川近くで南は都ホテル辺りまで7人が祀られています。江戸時代中期以降の人々は何かとグループでお参りしたりお出かけしたり、理由を作って歩き廻ることが多かったようです。

          行人坂を下ってすぐの右側に大円寺。今まで何度も通ったのに、失礼いたしました
               新緑の季節なのに赤モミジが色美しく。斜面には笑顔の五百羅漢様が