2012年4月6日金曜日

ぜぜかんぽっちり(京都)へ

京都室町の膳ぜ漢ぽっちりで、京都生まれ京都育ちで京都に嫁ぎ着物の着付けの仕事をしている京美人の友人が昼食を、と誘ってくれました。北京料理の名店のようです。重厚な石造りの洋館のエントランスを進むと中庭を臨む和室へ案内されました。ここが本日の昼食場所のようで、店内には他に、洋間・客室・BAR等があるようです。

都の御厨所が滋賀県大津にあった頃、膳所(台所)がぜぜと呼ばれていたそうです。長い時の流れを共に持つ京都と北京の佇まいはよく似ており、ここを中国宮廷料理の流れを汲む北京の台所に見立て、店名を膳ぜ漢と名付けたそう。京都で本格的な中国料理を食べたのは初めての体験。北京の伝統的な技法により、京都の様々な食材を折りまぜた調理がご自慢のよう。

                 思わず足を止めて椅子と壁面に見入ったウェイティングルーム
                和室に面した手入れの行き届いた中庭。この庭の桜はまだ蕾模様