戦争から帰った後、しばらくは画家として暮らしたが、友人二人と工房を立ち上げ、ラジオキャビネットやカメラ機器・家電製品などの工業デザインで実績を積み、メカに精通したインダストリアルデザイナーグループとして高度成長期の中、実に多くの作品を残した。やがて消費の時代が到来するといち早く消費者から愛用者へをテーマに良い物を永く使おうと木や手つくり作品を推奨し、手の復権を主張したそうです。
緑豊かな目黒区営公園の中の目黒美術館。多数の区営設備が周辺に建ち並ぶ
豊かな発想力で常に人々の生活に密着したデザイン分野で活躍