2011年10月3日月曜日

日本橋へ

中央区の石造りの日本橋は創建100年。江戸時代、日本橋は東海道五十三次の京都までの出発地点です。安藤広重の浮世絵であまりにも有名。江戸時代、日本橋の南側周辺は町人の町が立ち並び大勢の賑わいがあったようです。皇居の北側から隅田川へ流れる日本橋川は水路として大きな役割を担っていたようです。

東京オリンピックが開催された1962年、首都高速が急ピッチで東京の町の上に建設された際、無残にも日本橋の真上を首都高が通ってしまったため、最近まで煤けた印象の目立たない橋でした。100年記念で橋を強烈な水圧で洗ったら創建時のような美しい橋に変わり、再び脚光が。日本橋川から舟に乗り、東京の町を船上見学するツアーに参加しました。

                          安藤広重の日本橋の浮世絵は美しいアーチを描いていますが、現代版は平らです
            首都高速の橋げたが無機質でうっとうしい。美しいアーチを描いた100年の重み