2014年4月6日日曜日

宇治川へ

桜咲く歴史に名高い宇治川へ。平等院鳳凰堂の正門は大行列のため入場を断念。南門から入るためにグルッと廻ると宇治川と平等院を挟む堤防を歩きます。この道はいつ歩いても楽しい。右側の生垣の向こうは平等院が見え隠れし左側は急流の宇治川が。両岸と中州に桜が満開で観光遊覧船が行き来して。

源氏物語が書かれたのは1000年前。私は最近徳川美術館買い求め何度目かの再読をしました。宇治での物語は光源氏や柏木の息子の薫や夕霧の世代の複雑な男女の模様が描かれています。権勢を欲しいままにした関白藤原道長が光源氏のモデルと言われるが息子の頼通が宇治に平等院鳳凰堂を建てたのは・・・

              清流の宇治川の中州の桜。橋で繋がれた向こうには源氏ミュージアムが
               宇治の桜は今が満開の春爛漫。優しい風に揺れて一週間の寿命を楽しむ